友人宅の片付けをしてるんだけど、人から貰ったものは捨てづらいらしい。安易に人にものをあげるのはよくないなと思う。
— 岩田悠里|編集者 (@yuriten0122) May 12, 2024
会社のメンバー・ゆりてんがこんなポストをしていました。
分かるような気がします。いただきものを処分するときは、くれた人のことを考えると「申し訳ない」気持ちになりますから。
だからこそ、私も「残るモノ」は基本的に渡さないようにしています。
ささやかな手土産の一例として重宝しているのがコーヒーのドリップバッグです。
コーヒーを日常的に飲む人であれば、たいていすぐ消費してくれるモノだから。
かさばらず、持ち運びやすく、どこかへ泊まるときに持って行ってくれることもあるでしょう。
ティーバッグはあるけれど、コーヒーは置いていないホテルや旅館は案外少なくありません。
私も出張先・旅先には必ずドリップバッグを持って行きます。
コーヒーを飲みたくなれば、近くのコンビニで買えばいいのでしょうが、外に出るのが面倒くさいとき、すぐに飲みたいときにドリップバッグがひとつあれば助かります。
そんなわけで、プチギフトとしてドリップバッグを適量ストックしています。
買う先は近所のコーヒー焙煎所。自宅用のコーヒーを買って粉に挽いてもらうついでに、人へ渡す用としてドリップバッグを数個買っておくのです。
ドリップバッグは薄いので、郵便物に同封することもできます。
誰かに書類などを送るとき、ドリップバッグと「近所の美味しい珈琲店のです。休憩時間にどうぞ」といったメモを1枚添えることも。
コーヒー好きな人には喜ばれますし、1袋200〜300円程度で買えるので、相手に気を遣わせることもありません。
近所の応援したいコーヒー店をささやかながら応援することにもつながっています。
受け取り手がコーヒーの味や香りを気に入ったら、自らECで購入というふうに発展していくかもしれません。
互いに負担のない小さな贈り物、そして、ローカルな経済にやさしい選択を続けていきます。
Text / Sonoko Ikeda
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