「好きな人・応援している人」の秘書をしたい願望。

人生で一度は「秘書」の仕事をしたい。

2日連続で仕事に関するエッセイを出していて、その流れで書いています。

秘書は身近な仕事だったわけではなく、これまで直接的な縁はありませんでした。

妹が3年前まで、良くも悪くも話題性があった会社の会長秘書をしていたこと、新卒の楽天時代、秘書室に所属していた子と交流があったことくらいでしょうか。

彼女たちから話を聞いていると、秘書という立場や仕事は気になるけれど、私は秘書という仕事をせずに死にゆくんだろうなあ、と思っていました。

ただ、少し前に知り合った病院経営者(Dr.)から、「あなたみたいな賢い人が、僕の秘書になってくれたらなあ」といった分かりやすい口説き文句を聞いたとき、「そうだ、秘書もやりたい仕事のひとつよ!」と気づいたのです。

もちろん、ボスは誰でもいいからとにかく秘書をしたい、というわけではありません。

前のエッセイとも共通しますが、「自分が応援したい、好きな組織や人に関わるボス」に関して、その動きをサポートしたいし、貢献したいのです。

根本には「応援したい・好きな人を支えたい、近くで自分のスキルを生かして貢献したい」という想いがあるのだと感じています。

秘書経験はありませんが、これまでの仕事において心がけてきた、ともに働く人が動きやすいような「段取りを整える」「アウトプットをする」といった仕事のやり方は生かせると思います。

こうして宣言しておいたり、周囲に口頭で伝えたりすると、新しい流れができてくる気がしています。

2025年からの生き方が楽しみです。

Text / Sonoko Ikeda