自分を運のいい人・ツイている人だと実感しています。先日、福岡で3泊4日過ごしたときも、つくづくそう感じました。
今回福岡に行った一番の目的は、東欧から一時帰国する方と会うことでした。
2017年頃から数年、仕事をご一緒したものの、直接会う機会はなかったのです。当時の私は東京、彼女は東欧に住んでいました。
仕事が終了してからも、彼女は私の発信を見てくれていて「池田さんのファン」とまで言って、応援してくれていました。
そんなふうに、私のアウトプットや私という存在を面白がり、熱狂的に好んでくださる女性陣は、片手で数えられるほどいます。
彼女もそのひとりです。ありがたや、としか言いようがありません。
逆に私も彼女の生き方、在り方は自分とはまったく違うものの、だからこそ尊敬の念もあります。
そんな彼女から2〜3ヶ月前に「帰国する・諸事情があり、福岡であれば会える」旨の連絡をもらいました。
あわせて「わざわざ来ていただくことになるので、無理しないでくださいね」といった気遣いが添えられていました。
今の私は大阪が拠点。福岡にクライアントはいますが、オンラインで対応しているので、仕事で行く機会はありません。
しかし、遠方ゆえなかなかお会いできない方であること、せっかくお会いするチャンスであること、ついでに別の友人たちとも会えばいいことなどを理由に「7月会いましょう。福岡に行きます」と即返信したのでした。
せっかくなら3〜4泊しようと決めて、その方以外にも会いたい人、このタイミングで会っておきたい人に早めにアポ入れしました。
その流れの中で、不思議なご縁もあって、初日の夜は友人が勤める会社の方と面談を兼ねた会食、2日目以降の夜はクライアントと連日会食に。
2・3日目の会食は仕事の話はするものの、気心の知れた「飲み友」要素も多分にあるお相手でもあり、美味しい料理とお酒、会話を堪能しました。
昼食やお茶の時間も、友人や福岡時代に縁があったけれどあまり多く話せなかった人など、すべて埋まり、朝食を除く飲食の時間帯は常に誰かと共に過ごしていました。
(今回行った・手配いただいた店がどれも最高だったので、後日リスト化しようと思います。福岡のいいお店として役立つと確信しています)
最終日もありがたいことに、直前まで一緒に過ごした友人の車で空港まで送迎してもらうなど、とても恵まれていました。
そうそう、冒頭の彼女と会う直前の話も。ご近所さんでドライブ友達だったおじさまが、薬院駅近くの交差点で信号待ちをしていた私をたまたま見つけて声をかけてくれたのです。
いつからか月1〜2回、運転を交代してもらいながら、福岡市外・佐賀県などへ遠出していたのが懐かしい。
おじさまと会えるタイミングがなかったため、福岡に行くことを連絡していなかったのですが、そんな偶然があったこと、離れても私という人間を覚えてくれていて、笑顔で迎えてくれることを幸せに感じた数分間でした。
私は福岡という地域で、本当に豊かな日々を過ごしたのだなあとしみじみ思ったのです。そして、人の縁に恵まれてきたこと、それゆえいい人生を送れていることに、改めて感謝しようとも思えました。
そんな素晴らしい時間を過ごすきっかけを与えてくれた、東欧の彼女に「ありがとう」を込めて。
Text / 池田園子
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