ペットシッターを依頼してみた話。

先日初めてペットシッターを依頼しました。

以前ポストにショップカードが入っていて「いつか頼むかもしれない」と保管しておいた「しろくまペットシッターズ」です。

開業して20年以上経つ老舗であり、Webサイトの情報が充実して分かりやすいのが好印象で、依頼するならここにしようと決めていました。

パートナーが同じマンションに住んでいて、朝と夜は私の部屋に立ち寄って世話ができるとはいえ、日中は猫を完全にぼっち化させてしまうのは可哀想に思ったのです。

1日ならまだしも、何日も昼間は誰とも接さないのは気の毒だなあと。

遠出するときは半日以上ひとりにすることも何度かあり、それは慣れてくれていると思いますが、数日続くと良くないのではと考えたのです。

家を空けるのは4日で、初日と最終日は彼にうまくバトンタッチができることから、中2日の世話を依頼しました。

依頼から稼働まではスムーズです。

まず、Webのフォームから依頼概要を送り、週明けに事前打ち合わせを自宅で実施。

猫の情報や具体的な依頼事項を伝えてカルテを作成してもらい、鍵の受け渡し方法も決めます。

お世話当日はLINEで猫の様子がテキストと写真や動画で送られてきます。

我が家の猫は雄ということもあり、女性に対しては比較的すぐに心を開きますが、男性は苦手(あまり好きではない?)なようです。

しかし、今回対応してくれたペットシッターは同社のオーナーである男性。

にもかかわらず、職業やほかの猫の世話をしていることを把握できるのか、打ち合わせ当日から懐いていました。送られてきた遊びの動画はノリノリです。

依頼内容は、運動量キープのための遊びをメインに、フードの追加や水替え、トイレの処理など。

30分の依頼料金2,420円+出張費660円+駐車場実費で、1日あたり3,300円ほど。豊中市は駐車場代が1時間200円ほどのところが多く安くて助かります。

お世話内容やレポート内容はきめこまやかで安心感がありました。また、依頼したこと+αの動きもしてくれて「こういうのがいい仕事なんだよなあ」なんて感じたことも。

ペットシッターといえば、一度うちに来てくれた近所の友人にも依頼できることになっているのですが、今回はニーズ(希望する訪問時間帯)が合わず、はじめから相談はしませんでした。

出張や旅行で家を空ける際に頼れる先が増えていくことはうれしいことです。リソースはたくさんある方がいい。

自分だけで抱え込まず、社会的な資源を活用しながら生きていきたいところです。

Text / 池田園子