肩を鍛えるといいことばかり。

Tシャツがきれいに着られるようになった——肩を鍛え始めて1年3ヶ月、そんな感想を持っています。

身体の線を適度に拾うTシャツでも、メンズサイズの大きめなTシャツでも、どんなTシャツでもキマる感じがします。

「肩を鍛える」を具体的にいうと、この3つのメニューで三角筋全体を鍛えています。

インクラインフロントレイズ=三角筋の前部
サイドレイズ=三角筋の中部
サイドライイングリアレイズ=三角筋の後部

トレーニングを勉強するまでは「肩の筋肉って小さいし、鍛える意味はなさそう」と思い込んでいました。

でも、それは間違いで。意外かもしれませんが、三角筋は上半身の筋肉の中で背中や胸よりも大きい筋肉なのです。

となると、背中や胸、お尻などと同じレベルで鍛えた方がいいに決まっています。

大きい筋肉を育てると筋肉量が増えて基礎代謝が上がり、太りにくくなるからです。

というわけで、3分割のトレーニングで「肩胸」の日を設け、コツコツ鍛えていたところ、やはり身体は変わってきます。

変化に気づいたパートナーからは「その子さん、肩が男子高校生みたいに発達してる。すごい」と言われました。「もっと表現あるで?」と思いますが。

肩幅が少し広くなり、肩が立体的になって厚みが出ると、続けることは尊いなと感じられます。

すると、背中やお腹も鍛えていることも関係してか、背面が逆三角シルエットになるのです。肩に広がりが出ると、いろいろなメリットがあります。

もっと鍛えると同時に痩せると、小顔効果も期待できそうです。

三角筋については、以下のような言及もあります。

鍛えすぎて発達してしまうと肩幅が広くなり、女性らしい華奢さが損なわれてしまう。肩周りにボリュームが欲しい人以外は鍛える必要なし。
Precious.jp」より引用

私は「肩幅を広くしたい、肩周りを立体的にしたい、華奢に見せたくはない、むしろ鍛えている系に見せたい」という考えなので鍛えています。

肩トレの利点が伝わっていたらうれしいです。

Text / 池田園子

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結局、筋トレがいちばんキレイにやせる近道