「身体の記録」を付けています。「2024年のからだのこと」といったタイトルで、毎年ひとつのGoogle ドキュメントに残しています。
「身体のこと」といっても、基本的には女性特有の出血関係のことばかりです。しかし、これがけっこう重要だからこそ、まめに記録しておく必要があると考えています。
引用すると、こういった記録です。
7/9火
1週間後に生理が来るはずなのに、なぜか来てしまう。しかも結構たくさん出る
6/18火
昼くらいから本格的に生理。前回はほぼなかったから今回は回復基調か
5/23木
1日遅れは前回あったけど、未だに気配が全くない。来ない気がする。なぜ?
4/8月
日中、不正出血量が増える。岡町「田中医院」で、女性ホルモンをコントロールするためのプラノバールを13錠もらう。今のピルシートが終わるまで併用して飲むことに
4/7日
朝10時にいきなり股が痛くなる。トイレに行くと赤茶色い不正出血が。最近の寝不足によるもの?
3/26火
9時過ぎに血が落ちてきた。生理が始まる
今年3月から「システム」に異変が生じて、周期が乱れるようになり、子宮(体部・頸部)を検査したものの、原因を突き止めることができませんでした。
私は低容量ピルユーザーなので、身体は原則28日周期で消退出血(生理と同じ現象)が起きる仕様になっています。
しかし、出血に関して大幅なズレが生じたり、そもそもまったくなかったりすると「何かがおかしい」となり、原因を探る必要があります。
このような記録やスケジュールなどから、来る予定の日、予期せず来てしまった日、その間に起きた出来事を照らし合わせて、過去の履歴も参照しながら情報を総動員して予測するしかないのです。
というのも、産婦人科に行くと9割方「疲れや寝不足、ストレスなどから来る“女性ホルモンの乱れ”によるモノでしょうね」と処理されてしまうから。
何度そのコメントを聞いたことでしょう。この手のシステムエラーが起きたとき、産婦人科に行く意味を感じなくなりました。
しかし、人の身体や生理という症状はそれだけ複雑で、個別の事情と合わせて探ることは難しいのかもしれません。医師がひとりの患者に割ける時間に限りもあります。
今週もなぜかエラーが起きて困っていますが、過去の記録を遡ると特定のストレス源から来るモノなのかなと予想しています。
記録を残しておくこと、記録が積み重なっていくこと、それにより数年前の記録も資料として参照できることは、とても意義があると思っています。
いちいち記録しておくのは、やることが立て込んでいると面倒に感じて忘れそうになりますが、助けられることもあると思うと軽視できません。
これからも「わりとまめ」なところを発揮して、記録を残していくつもりです(死んだ後にどう完璧に削除するか仕組みを整えておかないといけないけれど!)。
Text / 池田園子
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