「食べる分だけ都度作る」だけで幸福感倍増。

熱々のゆで卵が好きです。

ゆで卵そのものが好物ですが、冷たいのよりも断然、温かいのを食べたいと思っています。

ほくほくとした黄身から湯気が立ち上っているような、熱を帯びた状態が理想的。

基本的に朝食はオーバーナイトオーツがメインですが、ときどきそれにゆで卵をプラスすることがあります。

4〜5個まとめて「おうちシェフPRO」で調理して、冷蔵庫にしまったゆで卵を1食につきひとつ食べるのが恒例でした。

しかし、ふと考えたのです。

「おうちシェフPROでの調理時間は12分程度。それなら起床後すぐに食べる分だけセットすればいいのでは」

12分、朝食の準備やそれ以外のことをしているうちに、熱々のゆで卵がひとつできあがります。

とびきり美味しいゆで卵を食べるのに大した手前はかかりません。

まとめて調理すると本体や蒸し台のセッティング、洗い物などが一度で済みます。

一方で、食べる分だけ調理すると毎回それらの手間がかかるとはいえ、水を入れたりゆすいだりする程度です。

そう考えると、12分+αの時間はゆで卵以外のことに取り組んでいれば、時間を無駄にすることもありません。

非常に些細なことですが、幸福度を上げる行動の変化でした。

Text / 池田園子