ホットアイマスクはプチギフトに適している。

「自分では買わないけれど、もらうとありがたく使うモノはなんですか」と聞かれたら、人それぞれいろいろな答えが出てくると思います。

私の場合、開封すると徐々に発熱が始まる「ホットアイマスク」もそのひとつだなと、誕生日に妹から贈られてきた「おやすみ前のアロマ温アイマスク」を使って気づきました。

家では濡らしたタオルをレンジで温めて目の上に置けばいいけれど、とくに出張先・旅先となるとそれは簡単には叶いません。

部屋にレンジがないこともあるし、ちょうどよい大きさのタオルがないこともあります。

レンジが置かれた共有スペースに行けばいいのかもしれませんが、ただでさえ移動で疲れた身体では意欲もエネルギーも枯渇中。そんなときに使い切りのホットアイマスクがあれば役立ちます。

お会いする人にほんのちょっとした、そして受け取って嫌ではならないであろうプチギフトを持参することが多いのですが、最近はこのホットアイマスクを渡すこともあります。

とくに、出張や旅の機会があるような人にはこれ。誰しもスマホやPCで目を酷使しているので、普段使わない人も珍しがって使ってくれると思っています。かさばらなくて荷物にならず、使い終えたらその場で処分できるのも◎。

「この人にはこれ、どうかなあ」と考えて選ぶ時間は私にとって楽しい時間です。

Text / 池田園子

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