こう暑いといろいろとやる気が削がれる。
夜は暑くて眠りが浅いし、エアコンをつけて眠ると寒くて、起床時の喉の調子が悪くなる。
40歳を過ぎて体力も落ちてきて、昼休みまで働いてごはんを食べてウトウトしてしまう日も増える。
朝早くジムに行って筋トレと有酸素運動をする。そんな日もある。
こんな日は移動時間の20分、自転車に跨っていてもまだ気温が上がっていないせいか、爽やかに感じられる。
ジム終わりには朝ではあるけれど、気温も上がりきっていて、帰りの自転車では気持ちの余裕がなくなっている。
休日はこのまま自宅に帰って昼寝。トレーニングがハードだと1時間半くらい寝て起きると身体が鉛のように重く感じる。
運動をした日としていない日。もちろん疲れるのは運動をした日だけれど、頭がはっきりしたというかシャキッとしたというか、頭がクリアな時間は運動した日の方が多いように思う。
そういうことが分かってきて、休日の使い方が少し変わったような気がする。
このような文章を書いたり、映画を観たり、本を読んだりするには、やっぱり頭がクリアじゃないと。
一日中ぐで~っとゴロゴロして横になっているときは楽しめなかったコンテンツも、身体や頭がしゃっきりしているとまた変わって感じるよう。
「気分を変えるための方法をいくつか持っていること」を豊かだと感じるようになった。
昔は気分転換にカラオケや漫画、映画、酒、食べ歩きというのが自分の中の王道だった。
どの刺激も健全に享受するには、トレーニングで鍛えて健やかな心と身体をつくることが、実は気分転換に最も大切なこと、という気がしている。
体脂肪率や体重などの数字を気にすることも大事だけれど、無我夢中で身体を動かすことを週に1回でも始めてみては。
その効能に気づけば、きっといつか週に2~3度は身体を動かすことが習慣化されるはず。
Text / Dr.Taro
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