「洗面所メイク」をやめて自然光の下へ。

メイクをされる方は、普段どこでメイクをしていますか? 私は自然光の下がベストだと分かっていながら、洗面所に大きな鏡があるという理由で、ついそこでメイクをしていました。

しかし、最近改めて、自然光の重要さを実感しました。きっかけは、友人の家に泊まったときの朝の支度です。大きなテーブルにふたり並んで座り、彼女の三面鏡を借りて、窓から差し込む自然光の中でメイクをしました。普段の生活環境に近い光の中で仕上がりを確認できるため、メイクがより自然で、違和感のないものになったんです。

それ以来、自宅では自然光の入るリビングでメイクをするのが習慣になっています。大きめな鏡を置くのは猫のケージの上。(理想はドレッサーのある生活ですが、モノを増やしたくないのと、メイクもスキンケアも5分で終わるため、買うことはないだろうと思います)。おかげで、アイシャドウがきれいに仕上がり、日焼け止めの塗りムラもチェックできるようになりました。

自然光の中でメイクをすることで得られる最大の利点は、普段の生活環境に近い光の中で確認できるため、細かな違和感にも気づき、より正確な仕上がりが得られること。ドレッサーがなくても、少し大きめの鏡があればそれを置いて、自然光の下でメイクをしてみてください。人工光の中でメイクをしていたときにはなかった新たな発見がきっとあるはずです。

Text / 池田園子

【関連本】『「いくつになってもキレイな人」のメイク