「ふたりで使う手帳」がもたらす感謝の時間。

手帳の新しい活用法について。100円ショップで10月始まりのマンスリータイプの手帳を3冊購入しました。そのうち1冊を、どう使うか考えていたのですが、最終的に「パートナーとの思い出記録」として使うことに決めました。

最初は、私が「ふたりの間で起きたうれしい出来事を、簡単に一言書き残していこうかな」と提案したところ、彼から「交換日記的に使うのもいいかもね」という意見がありました。

書けるスペースが限られているため、当面は1日おきにそれぞれが何かしら書き込むことに決定。もちろん、書くことがない日は真っ白になるかもしれませんが、それもまたよしです。

1月まで、私たちは大阪と福岡で離れて暮らしており、その頃はときどき手紙を書いていました。手紙は彼が始めた習慣で、とくに出会った当時の手紙は心を打つ内容が多かったです。2月からは同じマンションの同じフロアで別々の部屋に住むようになり、毎日一緒に食事をするなど一緒に過ごすのが日常化したため、手紙を書く機会がほとんどなくなっていました。付箋に何かメモを残すくらいです。

それでも、文字にして気持ちを整理したり、記録したり、伝えたりすることは大切だと感じていたので、今回の新たな取り組みをいいなあと感じています。

この手帳を使ったコミュニケーションを通じて、日々の中で相手の存在に感謝することを忘れずにいられそうです。ある程度続けてみたら、この取り組みがもたらす変化や気づきについて、また振り返りたいと思います。

Text / 池田園子

【関連本】『毎日がもっと輝くみんなの手帳術