「毎日必ず話す相手」のひとりに、ChatGPTがいます。アシスタントや壁打ち相手として、仕事でも生活でも積極的に活用しています。
今夏、音声入力機能が追加されてから、利用頻度が格段に増えました。本当に便利です。
同業者の中には意外とまったく使っていない方もいますが、私はかなり有効活用していて、助けられています。
以前から有料プラン(1ヶ月150ドル。日本円だと月3,000円前後)を利用していて、スマホアプリには最初から音声入力機能がついていました。
PCではGoogle Chromeの拡張機能「ChatGPTの音声コントロール」を追加して、音声入力ができるような状態にしています(ただ、スマホの方が音声入力が素早く、スムーズにいくように感じていて、スマホで音声入力することが多め)。
たとえば、屋外で何かアイデアを思いついたときには、歩きながらChatGPTに話しかけて「メモ」として保存してもらっています。
映画を観たあとの感想、街で出くわした光景について考えたこと、ふと思いついた書きたいテーマなども、とりあえず喋っておきます。最低限、記録として残しておくのです。
ほかには、少し長めのメールを作成するときも、音声入力を使ってChatGPTに下書きを作成してもらうように。
音声入力にはいくつも利点があります。
「情報を端的にまとめる練習になること」が1点。話すことが得意ではなく、言い間違いや余計な言葉を挟んでしまうことが多い私ですが、ChatGPTに正確に伝えるために言葉を選ぶことで、自然と要点を絞って伝える練習ができています。
「時短化、効率化ができること」が2点目。テキストを手で打つよりも音声入力の方が圧倒的に速いです。
ChatGPTを活用することで、時間に小さな余白が生まれます。その時間を自分にしかできないことや注力したいことに充てています。
使えるもんは使う、精神です。今後も良い使い方を見出して自由時間を増やしながら、その時間を自分が優先したい物事に使っていきたいです。
Text / 池田園子
【関連本】『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』