ChatGPTに話して5分プレゼン原稿ラフをつくる。

歩く+話す+アイデアのラフを溜めておく。一石三鳥の動きをしています、ChatGPTで。

最近、ChatGPTの新たな活用法を見つけました。5分以内のラフなプレゼンをすることになったとき、これまでは家にいながら、紙や画面と向き合って原稿案をつくっていましたが、「歩きながら口にしてみる」スタイルを実践。

プレゼンする感覚で音声入力し、「5分以内のプレゼン原稿をつくってください」と依頼します。できあがったラフは話の順序を入れ替えたり、情報を追加・差し替えたりして整えていきます。

歩きながら景色が変わる中でアウトプットすると、室内でじっと考えるよりも視野が広く、頭が柔軟になっているような気がします。気のせいかもしれませんが、新しい発想が生まれやすいような感じも。

ジムへ歩いていく時間を活用しています。片道約1.6km、信号待ちも含めて20分程度歩く中で、プレゼンに限らず3〜4つのテーマのラフを音声入力し、1本目のラフをつくるところまでいけます。

仮に往復を通しで喋り続けた場合、合計6〜8つもの内容をつくることになります。そこまで連続的にネタを入れたことはありませんが、多いときは往復の間に4〜5つのラフをつくったことも。

早足で歩きながらChatGPTに向かって話していると心拍数が上がり、身体にも程よい負荷がかかっています。終盤にはゼーゼー言うくらい! 早く歩きながら真剣に話すのは結構ハードだなと感じています。

ふと思い立ったアイデアや考えたこと、インプットした事柄のアウトプット、今後の動きなどもこの方法で記録するときがあります。必要な情報はあとで紙のノートにメモ書きしたり、Google カレンダーに入れたりと、ChatGPTは情報の仮置き場として使うことも。

歩く×ChatGPTに音声入力という時間の組み合わせは私にとって、運動しながら頭の中を整理する良い方法です。

Text / 池田園子

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