「音声メッセージ」を使うと笑顔が増える件。

皆さんは「音声メッセージ」を使っていますか? 私は今さらながら活用し始めました。

なぜ今まで使わなかったんだろう? と思うくらい便利です。歩きスマホをしながらメッセージを打ち込むのは自他ともに危険なのでしません。かといって、立ち止まって文字をちまちま入力するのも時間の無駄だと感じることがあります。

そこで、音声メッセージを活用することに。周囲を五感で気にしつつ移動する間に録音できるのが安全で効率的。

電話とは違い、音声メッセージは相手の都合のよいときに聞いてもらえる点もよいです。テキストメッセージのように自分のタイミングで送れる上に、音声ならではの感情や温かみものせられます。

私が音声メッセージの存在を意識するきっかけとなったのは、中田敦彦さんのYouTube大学授業『【頂き女子りりちゃんの頂きマニュアル徹底分析①】総額1億5千万円以上のお金を頂いた究極の人心掌握術とは?』を聴いたことでした。

同授業では、マーケティングや心理学の原理原則に基づいた、りりちゃんのコミュニケーション方法が紹介されています。それらはとても興味深い内容で、中田さんの深い分析にも非常に惹かれたため、頂きマニュアルをすべて印刷して読んだほどです。

マニュアルのどこかで「音声メッセージを送る」ことが推奨されていました。りりちゃんが人間心理やマーケティングを深く学んでいたであろう事実に感心しつつ、「音声メッセージは日常で使える」と気づいたのでした。

りりちゃんは「相手(おぢ)に対し、文字だけの会話を続けるより、自分の声で感情を伝えることで、信頼関係を深める効果がある」と書いています。確かに、恋愛的な関係性においては有効だと考えられます。私はもう恋愛市場から遠ざかっていますから、安全と時短目的で取り入れることに。

主に使う相手はパートナーですが、私が音声で送ると、彼も音声メッセージで返してくれるようになりました。音声メッセージは、そのときの気持ちが音で表現できるところが魅力です。

私が楽しげに笑顔を含んだ声で送ると、彼も同じように楽しい雰囲気で返してくれます。その音声を聞きながら歩いていると、自然と噴き出してしまい、「何あの人ひとりで笑ってるんだろう(笑)」状態に。録音しているときも、なぜかひとりで楽しくなってしまい、軽くヘラヘラした顔で歩いていると思います。

音声メッセージ、なかなかよいですよ。試してみると笑顔が増えるような気がします。

Text / 池田園子

【関連本】『ベスト・パートナーになるために