LPを自作するなら「Strikingly」がいいなと思う。

プロジェクトの一環としてランディングページ(LP)を制作中です。国産・海外産を問わず複数のLP制作ツールを試してみた中で、最終的に選んだのが「Strikingly」でした。ここではその良さを主観的に綴ることにします。

まず、Strikinglyの最大の魅力は、心地よい操作感にあります。デザインの専門知識がなくても、直感的に操作できるインターフェース。とくに、LPをさっと制作して公開したい場合に、このスピード感は大きなアドバンテージです。LP制作会社に依頼すると一定の期間を要します。

昨今、大多数のユーザーがスマホやタブレットからサイトを訪問します。モバイル対応の最適化は不可欠ですが、Strikinglyはレスポンシブデザインが標準で適用されていて、何もしなくとも美しいモバイルビューが叶います。

LPに必要な要素――フォーム、CTAボタン、セクションごとの管理など――がすべて揃っているのもうれしいです。また、リストの収集や基本的なアナリティクス機能も標準で付いています。

LP制作ツールを選ぶ際、コストも重要な要素です。Strikinglyには無料プランがあり、基本的なLPであれば追加費用なしで制作できます。有料プランでも月額8ドル〜とリーズナブルで、他ツールに比べて機能と価格のバランスに納得感があるように感じます。

Strikinglyはデザインにさらなる洗練を求める場合や高度な機能を必要とするプロジェクトには向かないかもしれません。ただ、シンプルなLPを短期間で自力制作するという目的においては、最適な選択肢だと思います。

私がStrikinglyを選んだ理由は、その手軽さと使いやすさにあります。多くのツールを試した中で「圧倒的に使いやすい」「必要な要素がすべて揃っていて、無駄がない」という印象を受けたのはStrikinglyだけでした。

時間やコストに限りがある中で、シンプルかつ効果的なLPを作りたいと考える方には、一度試してほしいツールです。

Text / 池田園子

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