ひとり合宿や仕事に。1,000円で最大12h使える「ベッセルイン心斎橋」が最高

「ひとり合宿」をしたいと思い立ち、静かにこもれるホテルを探していました。日常から離れ、自分と向き合う時間を持ちたいという気持ちからです。検索してみると、どこのホテルも価格が高騰しすぎ。過去には1泊5,000円ほどで泊まれたようなホテルですら、その倍以上の値段。泊まるだけにその金額を使うのもあほらしいな……と考え、ホテル宿泊は断念しました。

次に検討したのは、デイタイムステイ。昼間の滞在プランを調べてみたのですが、これも高い印象。昼間に単独でこもるだけで7,000円なんて払いたくない。大事な人たちと贅沢なランチコース(※)を楽しむほうが、はるかに幸せなお金の使い方だよねと思います。

※近所に「ラ カーサヒデ」というマダムたちが集う、ちょい高級イタリアンがあり、最近そこへ二度目の訪問をしたもので。久々に会う友人といい時間を過ごしたのでした。3,750円の満足コース。普段のランチは基本自炊ですが、外食なら1,000円以内が相場!

それでも「気分を変えて集中したい」「内省する時間が欲しい」という思いは捨てがたく、手頃な場所を探してたどり着いたのが、「ベッセルイン心斎橋」のラウンジカフェでした。

きれいな空間

そのプランは驚くべき内容でした。なんと11〜23時まで最大12時間滞在可能で、料金はわずか1,000円。さらに、コーヒーやお茶、水が飲み放題。電源とWi-Fiも完備。行って初めて気づいたのですが、スタンディングスペースまで用意されていました。

私は長時間座っていると腰が痛くなりがちなので、立ったまま作業ができるというのは大きな魅力でした。場所は大阪・心斎橋駅からすぐ。カフェの利用にあたって持ち込みも自由で、気軽に使える点も魅力的です。

ラテやモカも飲めてうれしい

普段の環境とは違う場所で過ごしたことで、集中するにはとても良い時間が過ごせました。当日は外せない他の予定や打ち合わせが入り、「パーフェクトに自分だけと向き合う時間」とまではいかなかったのですが、それでも今後またひとり合宿をしたいときはここを使おうと思えるほど満足感がありました。

ホテルの部屋での宿泊は確かに快適です。ただ、私の場合、ベッドがあるとどうしてもゴロゴロしたり、Netflixを観たりと、だらける時間を取るのは間違いない。そう考えると、適度に人の目がある場所で集中する環境をつくる方が、自分には合っていました。

わずか1,000円で束の間の合宿気分を味わえたこのカフェ利用。もし大阪に訪れる機会があり、こういったニーズのある方は、一度利用してみてほしいと思います。静かな環境で作業に没頭するには最高の場所でした(ほかの利用者の方も静かでした)。

Text / 池田園子

【関連本】『あなたらしく生きるための「ひとり会議」ノート

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