自分でできること・できないことの境界線を見極める

今日は、半年前にはできなかったことが、できるようになったことについて話します。

夏にKindleとペーパーバックで『ヘアレスキャットと暮らしたい スフィンクスとバンビーノがわかる本』を出版しました。さらに先日、英訳版の発売もスタートしています。ヘアレスキャットの魅力を全世界へ!

日本語版を出版する前、Kindleでの公開に必要なePub化に初めて取り組みましたが、調べが足りなかったため上手くいかず、最終的には外注しました(といってもKindleとペーパーバックで18,000円の見積りだったため、それほど高額ではありません)。

一方、今回の英訳版では、再びePub化に挑戦してみることにしました。別の情報源を調べる中で、「この説明を踏まえたら自分でもできるかもしれない」と思えたからです。やってみると、前回の格闘が嘘のように、やり遂げることができました。この経験で「一見難しそうなことでも、自分に合う情報と出会えたら、自分でもできる可能性がある」という気づきが生まれました。

英訳作業については、翻訳できる友人とその伝手を通じてプロのネイティブチェックを受け、スムーズに進めることができました。かねてから、自分が得意なことや集中すべきことに時間を使うために、外注という選択をしてきました。でも、ePub化をやり切ってみると、そこまで時間はかからず、自分で十分対応できる内容でした。これにより、日本語のKindle本であれば、次回以降は外注せずに進められる自信を得たのです。

この一連の経験を振り返ると、以前の私は「無理だ」と決めつけていた部分がありました。そもそもリサーチ不足で、適切な情報に辿り着いていなかったことが原因です。

自分でできること・できないことを明確に切り分けることも重要だと感じました。すべてを自分でやる必要はなく、時間的コストや効率を考えると外注が適切な場面もあります。ただし、はなから「自分にはできない」と決めつけるのではなく、可能性を吟味する姿勢を持っておきたいところ。

自分の手でできることと、外注すべきことを冷静に判断しながら、効率的に物事を進めていく。こうした取り組みが、今後のプロジェクトや挑戦において、より大きな成果をもたらしてくれると考えています。

Text / 池田園子

【関連本】『Kindle初心者が必ずハマるKindle電子書籍出版の「知らんがな!!!」

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