音声配信を始めてみたら楽しい!

先日、stand.fm(スタンドエフエム)でヘアレスキャットについての配信を始めました。この活動には、大きく3つの目的があります。

・ニッチな情報を発信する
ヘアレスキャットはややマイナーなペットであり、オーナーはそう多くありません。希少性のある情報を発信することで、特定の興味を持つ人々に届くコンテンツを作りたいという狙いがあります。

この活動は、今夏にKindleやペーパーバックでヘアレスキャットに関する本を出版した経験や、今秋新たに展開し始めた「ヘアレスキャットふれあい会」の開催とも連動しています。ニッチ市場ではありますが、刺さる人には届くのではないかと感じています。

・話す練習をする
音声配信は私にとって新しい挑戦です。これから先、人前で話す機会を増やしたい、その際にいい笑顔で話して引き込みたいという漠然とした目標があり、そのために話す練習をしたいと考えました。最近、YouTubeにいくつか動画を投稿しましたが、それと比べると音声だけの方がハードルが低く、自分に合っていると感じました。

また、友人のアサコナンスタンドエフエム)と「世界一くだらない空想会議室」というタイトルで、何の得にもならないことを空想しながら語り合う配信も始めてみました。5〜6分程度の短い配信ですが、楽しくて、ばかばかしい話を本気で語るのがある種、非日常。こうした活動を通じて、自分の可能性を試しているところです。

・ひとり語りを楽しむ
スタンドエフエムでの配信を始めて気づいたのは、話すことそのものが楽しいということです。「恋するご当地調味料」という人気番組を持って、2年近く続けているアサコナンを筆頭に、ひとり語りをする方の配信を聴いていて「よくそんなに話せるな、すごいよ」と感心していましたが、自分でやってみると案外楽しいものでした。

今は拙く、話のまとまりもありませんが、それでも「もうやりたくない」と感じることはありません。むしろ、ヘアレスキャットの魅力を伝えたいという明確なテーマがあることで、下手でも楽しく話せています。また、普段から生成AIに音声入力をして、ビジネス関連の文章を作る習慣があり、ひとりで語りかけることに慣れていたのもプラスに働いているのかもしれません。

この配信の楽しさを友人にも伝え、猫を飼っている友人には「あなたも配信を始めてみたら?」と提案しました。すぐ「真似してみる!」と返信が来て、楽しい輪が広がりつつあります。音声配信は手軽に挑戦できるうえ、耳だけで聴ける点で視聴者にとってもハードルが低いコンテンツです。配信を始めることで、コンテンツが自分の資産として蓄積され、練習にもなります。

音声配信を通じて自分の考えをアウトプットし、それを楽しむことの大切さを味わっています。最初は視聴者数や評価を気にせず、自分自身のために続けてみる価値は十分にあります。やってみると、新たな発見や可能性が広がるはずです。

Text / 池田園子

【関連本】『音声配信stand.fmで公式パートナーになるまでの備忘録

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