「安心お宿 woman Tokyo 銀座汐留店」がよかったです

今日は先日宿泊した「安心お宿 woman Tokyo 銀座汐留店」という女性専用カプセルホテルについて書きます。

東京に泊まったわけですが、目的は2日間の合宿で、会場に近い新橋エリアで宿をとりたくて探した結果、安心お宿に辿り着きました。

新橋駅から歩いて10分以内とアクセスが良く、早期割引で宿泊料金が4,980円という手頃さ。ビジネスホテルの価格高騰が激しい今、5,000円以内で泊まれるところは貴重です。

20時頃IN、8時頃OUTの予定でした。今回ホテルで寛ぐという感覚はなく、基本的に寝る場所確保と入浴関係のためだけに泊まるので、コストはあまりかけたくないと考えていました。

そんなわけで「安さ重視」で個室ではなく、カプセルホテルにしたのですが、その結果はいかに。

フロアは2〜9階まで。効率的に動くには「荷物の管理」が重要だと感じました。主には2Fのロッカーフロア、8Fの大浴場+サウナ、9Fのラウンジ、各自寝泊まりするカプセルフロア階の4フロアを移動することになります。

ロッカーフロアには貴重品や大きな荷物を預けます。カプセルホテルの構造上、宿泊フロアのカプセルは施錠できず、貴重品を置いておけないため、鍵のかかるロッカーに保管しておく必要があるのです。

私はチェックイン後PCで仕事をするため、リュックと手提げ、コートのままラウンジに直行しましたが、これは失敗でした。

席と席の間はそれほど広くはなく、大きな荷物が置きづらい。女性たちで8割方埋まっている。

そのため、1Fでチェックイン後は即2Fで荷物を整理し(携帯するもの、保管しておくもの)、ほかの階へ向かうのがよいと思います。

服装も工夫が必要です。到着したら荷物整理と合わせて、すぐに館内着に着替えて動くと、身軽で快適に過ごせます。

その足で宿泊フロアに上がってお風呂系アイテムをカプセル部分に置いて、さらに身軽な状態でラウンジへ行くのが正解でした。

ラウンジは米好きにはたまらないと思います。深夜帯2~3時間を除いて開放されていて、白米や味噌汁、スープ、ソフトドリンクが食べ飲み放題(私は夕食を外で済ませてきたので、夜は食べていません)。

さらに、21時以降は夜食として日替わり炊き込みごはん、朝にはカレーが提供されます。朝は朝食としてカレーをいただきました。

ちなみに、夜はアルコールも1人5杯までとして提供されていて、さらにアイスも用意されています。お酒とアイスはいただきました。

大浴場には複数のシャンプーやコンディショナー、ボディソープが用意されています。この手の「シャンプーバー」は気の利いたホテルにはありますが、ここはさらに上手でした。

複数のヘアオイルにクレンジングオイル、化粧水、乳液、1種類のUVミルクまで用意されていました。ヘアオイルやUVミルクが置いてあるところは珍しいと思います。

ドライヤーはリファ、というのも気分が上がります。4万円/台〜のドライヤーは高級ホテルならまだしも、一般的な価格帯のホテルにはありません。

そして、使わなかったものの、ヘアアイロンも別フロアのドレッサーコーナーに用意されていました。旅先へスキンケア・ヘアケアアイテムをほぼ持たずに行けるのは、小荷物を目指す人にとってとてもうれしいことです。

カプセルで眠るときは個室ではないことから、周囲の音が気になるかな……と不安もありましたが、30分ほどで寝落ちました。ドアを開閉する音は聞こえましたが、大声で喋る人はひとりもいなくて、基本的に静かです。

広さも気になりません。自宅のセミダブルより少し幅が狭いかな、というくらい。奥行きは2メートルあって十分です。

東京でリーズナブルな滞在先を探している女性には、ぜひ一度試していただきたい女性専用カプセルホテルです。便利な立地と手頃な価格、そして豊富なサービスが◎でした。価格が変わらなければリピートしたいなと思います。

Text / 池田園子

【関連本】『東京ホテル図鑑 実測水彩スケッチ集

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