できることなら、早起きしたい。
具体的には、現時点の理想は22時半就寝、5時半起床、7時間睡眠。と言いながらも、行動を変えられずに(=本心ではまだそこまで求めていないことの表れ)平日は1時過ぎ就寝、7時起床の日々です。
ただ、急ぎの予定やMTGのような誰かとの約束がない日は、もう少し寝てもいいと自分を甘やかし、7〜8時の間に起きることも。
そこで、絶対に起きる方法を考え、実行しています。「パートナーと朝、挨拶をして、フルーツを剥くために起きる」というものです。外発的動機に頼る方法ながら、これはこれでよしとします。
私たちは同じマンションの別の部屋に住んでいるため、朝に顔を合わせることは基本的にありません。彼が家を出る時間は早いと6時台、遅くても7時台。その頃私は自室で眠っているか、目覚めて朝食をとっているかという時間帯。
ただ、早朝は私たちにとって、確実に会えるチャンスです。夜に予定があって丸1日会わない、出張で数日いなくなるなどの場合、数日顔を見ないこともあります。
そこで彼に対し「挨拶をする」「フルーツを準備する」という行動計画を立てました。テーブルにフルーツを置いて誘いかけておいても、バナナかみかんなど手で剥けるものしか食べないため、私はナイフを使って剥く必要のあるフルーツを用意します。
これを実行してみると、朝、顔を合わせて「おはよう」と言い合うことができ、彼の大好きなキウイ(自分では面倒くさがって剥かない笑)を用意して、気分が上がる朝ごはんを食べてもらうことができました。
夜に会わない日が続いても、「朝だけは会う」はできます。「おはよう」「行ってらっしゃい」の声掛けは何気ないことかもしれませんが、あるとないとでは違うと思っています。笑顔で元気に声出しすることで、彼にもエネルギーをもたらし、私も次のコミュニケーションへの準備運動にもなり、お互いに良い効果。
こうして、彼の存在のおかげですが、6時過ぎに起きる理由ができたことで、1日を早い時間から始められるようになりました。
もちろん、「自分のために起きる」のが真の理想。とはいえ、それが難しいときは、大切な誰かに微笑む目的で起きるのでもいいと思っています。そのうちに、早起きが心地良くなり「当たり前」になって、本物の習慣にしていけると考えています。
Text / 池田園子
【関連本】『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』
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