自己紹介がウケた。でも、何が面白かったのかがわからない

自分の「これを言ったらウケる・ウケないのでは?」という感覚は世間とずれているのかもしれない。致命的だ(涙)。そう感じた機会がありました。

先日、とあるイベントに参加した際に、自己紹介の時間がありました。その場で私が何気なく話したことが、思いがけず笑いを生みました。

これまで、大勢の前での自己紹介で人を笑わせたことが皆無に等しいのですが、このときは大勢が笑ってくれたのです。その場に笑いという正のエネルギーが発生したのを感じました。自分でも「えっ?」と驚いたほど。

発言の内容は、私が「シェア畑(貸し農園)を借りていたが、1年で契約を終えるに至った」というもの。笑いを狙ったわけではなく、事実+あとに続く話で農作物を育てるのは半可な気持ちではできない、といった感想を添えただけでした。

何が面白かったんだろう? 考えてもわからない。そこで生成AIに当時の状況を説明した上で「その場の笑いが生まれた可能性」を探ってもらったのがこちら。一瞬でよくここまで考えてくれますよね(笑)。どれが近いのでしょう。私は②かなと想像しました。

今回の出来事から気づいたのは「笑いは必ずしも狙って生まれるものではない」ということ。と同時に、自分が面白いと思うことと他人が面白いと感じることに、若干の乖離があることも。もちろん、その場の空気感や化学反応もあるでしょうが、読めないなあ。ユーモアの要素を適宜入れ込んで、自分の思うがままに、その場に笑いを発生させる人に憧れます。

Text / 池田園子

【関連本】『ユーモアは最強の武器である

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