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お香を炊く時間——それは心を落ち着かせる大切なひととき。気持ちを整えたいとき、穏やかになりたいときに、お香を準備します。
お香習慣を始めたのはコロナ下の頃。多少なりとも不安定になっていた時期。癒しを求める、メンタルを整える目的で始めたように思います。以来、寝る前にお香を焚きながら、ストレッチやマッサージをするのが習慣になりました。
初めて使い始めたお香は、京都のホテルで使われていたものです。以来、いろいろな土地へ行って、そこでの思い出の香りとして、お香を買うようにもなっています。
最近、新しいお香との出会いがありました。それが京都で誕生し450年の歴史を持つお香専門店「香十」おためし香です。日本における本来のお香の意味である伽羅・珍香・白檀という3種の天然香木の香りを、それぞれ3本ずつ試せる特別なセット。
シックなグレーのケースに収められ、香立ても付属しています。見た目も洗練されていて、自宅でのお試し用はもちろんですが、プチギフトにも最適に思います。お香初心者でも気軽に試せる絶妙な分量、価格(1,100円)なのも魅力的です。Webだと送料込みで買えるお得感も◎。
使ってみたところ、3種のお香それぞれに個性があります。
伽羅はとても深みのある香りで、歴史や伝統を感じさせる、重厚で高貴な印象です。珍香は深い甘い香りがします。エキゾチックな印象も受けます。白檀はまろやかでやさしげな香り。心を包み込むような温かさを感じます。
お香を焚くときは香りのみならず、発生する煙を眺める時間も、心を癒してくれる要素になるように思います。曲線を描きながら立ち昇る煙を見ていると、忙しなくなりがちな日常の中で、ひとときの静けさを楽しむことができます。
以前、友人にお香をプレゼントしたことがありますが、その人は「お香を使うのは初めて」と話していました。そのときは1種類のお香が20本くらい入ったセットを送ったような気がしますが、気に入らない場合、持て余して困るかもしれません。
対して、おためし香は9本という少量のセットなので、気軽に試しやすく、お香の魅力に触れる最初の一歩として最適です。
また、シンプルなグレーのパッケージはユニセックスなデザインなので、性別を問わずハマりそう。大切な人への贈り物としても、特別な時間をプレゼントする感覚で選べるお香セットです。
お香を焚く時間は静けさと穏やかさを取り戻すことができます。心が整い、深いリラックスへと導いてくれる。
お香専門店「香十」おためし香は、そんな香りの世界へ気軽に足を踏み入れられる素敵なセットでした。これからも私の生活に、お香の香りは欠かせない存在であり続けます。
Text / 池田園子
【関連本】『香木のきほん図鑑』
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