大人な味わいの「じゃばらジャム」がパンケーキとの相性◎

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柑橘類の中でも個性的な風味と豊かな果汁が魅力の「じゃばら」。和歌山在住の方からお土産にいただいたじゃばらのお菓子で、じゃばらを知ることになりました。

今回お試しさせていただいた3点セット。じゃばら果皮粉末、じゃばらストレート果汁、じゃばらジャム。ジャム以外のレビューはまた後日書きます

今回ご紹介するのは、和歌山県有田市にある長谷農園で育てられたじゃばらを使った柑橘じゃばら【紀伊路屋】の「おいしい朝じゃむ」です。じゃばらは香り高く、酸味とともに独特の苦味が感じられる柑橘で、果汁が多くみずみずしいのが特徴で、どこか大人っぽい味わいがあります。

このジャムをオートミールベースのプロテインパンケーキにたっぷりとのせていただきました。たんぱく質摂取目的でときどき食べるこのヘルシーなパンケーキに、じゃばらジャムを取り入れてみたのです。

レシピは簡単。一晩、オートミール30gを豆乳100gで漬けておき、パンケーキをつくる前に卵1個、プロテイン1食分、そして少量のベーキングパウダーを混ぜ合わせ、ココナッツオイルを引いたフライパンで焼き上げるというもの。

ふくらんでボリュームのあるパンケーキにジャムをオン。一口目で感じたのは、すっきりとした酸味と適度な苦味。甘さ控えめで、上品で洗練された味わいでした。じゃばら本来の風味を残しながらも、酸味と苦味が見事なバランスで、パンケーキとも好相性。チーズも一緒に食べてみたところ、この掛け合わせも◎でした。

果皮も適度に使用されているようでした。食感にもアクセントがあり、噛むごとにじゃばらそのものの存在感を味わえるのが魅力です。

さらに注目したいのは、じゃばらの果皮に含まれる「ナリルチン」というフラボノイドの一種。じゃばらは柑橘類の中でも特にこの成分が豊富に含まれることで知られ、健康面でうれしい効果が期待されています。

ナリルチンは体調を整える作用や集中力の維持・改善、さらにはアレルギー反応の過程での抗体の働きを抑えるといった、さまざまな効能があるとされています。摂取から1〜2時間程度でその効果を感じられるともいわれ、岐阜大学医学部の過去の調査では、じゃばら果汁を飲むことで花粉症の症状の改善に極めて有効であるというデータが報告されているほど。

柑橘じゃばら【紀伊路屋】のおいしい朝じゃむは美味しいだけでなく、健康にも良い影響を与える可能性があることが分かります。今回のパンケーキでの使用例以外にも、フランスパンやヨーグルトなどをいただく機会にも楽しいアクセントを加えてくれる予感。

大人の味わいを求める方、健康志向の方、そして何より新たなフルーツの魅力に触れてみたいと考える方に一度お試しいただきたい逸品です。



Text / 池田園子

【関連本】『柑橘のお菓子づくり

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