無印良品で食材を物色中「するめシート」に惹かれ、おやつとして購入しました。イカに甘めの味つけをして、シート状の食べやすいサイズにカットされた商品です。
ここ1週間ほど、自炊時に限り、1食あたりの脂質摂取量を10g以下に制限する生活を送っています(目的は筋トレと並行して、食事でも身体を絞ること)。私は脂質を控えると結果につながりやすい体質なので、この方法を選んでいて、糖質やたんぱく質は必要なだけ食べています。
そのため、食品を選ぶ際には成分表示の脂質量を特に注意して確認しています。無印良品に立ち寄ったときも、脂質をほぼ含まない食品を探していたところ、するめが目に入りました。
するめの原料となるイカは超低脂質食材です。100gあたりの脂質は2gにも満たず、たんぱく質は37gほどと豊富。ボディメイクしたい人にとって、なんて優秀な食材なのでしょうか。
このするめシートは1袋42gで、脂質は1.6gです。脂質を抑えたい人にとって素晴らしいおやつ。しかも、賞味期限が近いという理由で半額程度に割引され、おトクに購入できたのもラッキーでした。
そのまま食べても美味しい商品ですが、ふと「これをご飯と一緒に炊いたら、イカの炊き込みご飯になるのではないか」と思い立ちました。
玄米の代わりに炊くようになったもち麦と一緒に炊いてみたところ、本当に炊き込みごはんのような仕上がりになりました。するめ自体に適度な塩気があるため、特に味付けをせずにそのまま炊飯。さらに豆も加えて、豆とイカの炊き込みごはん風の一品が完成しました。
するめはそのまま食べると硬く、よく噛むことで味わいを楽しめて、顎が鍛えられる食品ですが、それは同時に咬筋を発達させることでもあります。
米類と一緒に炊くことで柔らかくなり、食べやすくなります。おやつやおつまみとして楽しむのも良いですが、こうしたアレンジによって新発見ができた感じがしてうれしくなりました。シンプルながらも、工夫次第で広がる食の楽しさを感じた出来事です。
Text / 池田園子
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