おとなのおこづかいのケアフルな使い道

昨年2月、こんなテーマで書きました。

老いも若きも私にも、大切なケアってなんだろう?

今年は、より平易にケアを捉え、みんなへのケアをテーマに。あらためてもっとセルフケアに自己投資できる「こつ」のようなものを発信できないかと、昨年、自分の身近で起こった2つのお金まわりのエピソードを振り返っていました。

私の連載タイトル「いつも心にご褒美を」に通じますが、2025年からは「日常的な自分へのご褒美探し」を、セルフケアの時間や体験に充てる工夫としても提案したいと思います。

「1万円をはんぶんずつに」使い道を考える2つの機会

昨年、1万円で2つのエピソードがありました。食材や日用品、ギフトなど、色々な使い方がありますが、今回は自分にも家族にも、あるいは他者にもケアで貢献できる「ケアフル」な使い道について考えていただけたらと思います。

未来リナさん取材で伝えた1万円の使い道

昨秋、自分の本の関連でモデル・ライフスタイルクリエイター未来リナさんと代官山蔦屋書店でお会いしました。


プライベートの懇親というより、しっかりしたインタビューでしたが、堅苦しい会議室ではなく、カフェのように周囲の雑音も大きくない、落ち着いた場所を探していたので、自分としてはとっておきの代官山T-SITE内のラウンジの半個室部屋を借りました。

使用する予定だったAプランBプランのお席のうち、リナさんがBをご希望されたので、チャージ金額が半額に収まりました。

取材後、リナさんにこの裏話を「ちょっと自分よがりですが、そうしたら浮いた5,000円分、ラッキーと捉えて、自分に5,000円セルフケアのギフトか、あるいはまた別の5,000円分のリチャージ時間に使っているんですよ」と答えました。

セルフケアに親身なリナさんも「そうなんだ!」といったご様子で頷かれていました。

ふいに父がくれた現金1万円札の使い道

昨年末のある日、父がふいに1万円札をシェアしてくれて驚きました。お年玉をもらう時代は遠のき、キャッシュレスも日常使いになったのに、現金での「お小遣い」をもらった大人は、さて、どうしましょう。

綺麗に自分ご褒美で全消化しようか?とも考えたのですが、「男性にも、もっとセルフケア上手になってほしい」というかねてからの思いから、セルフケアが無沙汰な父にマッサージオイルとツボ押しのセットを購入。そのお釣りで、折半よりやや少額の4500円を自分へのセルフケアご褒美の予約に充てることに決めました。

いただいたものはお金であれ、ものであれ寝かせず、なるべく早く消化したいタイプの私は、今回はいつも通っているヨガスタジオの年末特別クラスできっかり4,500円の支払いで使いました。

ヨガのレッスン1回分とコスパの良いリラクゼーションの施術はだいたい相場が同じです。

ビューティー・リラクゼーションの大手総合予約サイトでは予約サイトでは均一的な表示が多いので、こうしてお釣り消化予算が決まっている時、4,500円ぴったりの施術メニューを探すのも楽しい買い物体験です。オイルマッサージ、ネイルケア、フットケア、ヘッドスパなど、5,000円台のメニューも満載です。

ただ、今のところ、便利でサクッと癒しを受けられるサービスの訴求のほとんどが女性向けであるのは惜しいと思うとともに、セルフケアの窓口がいかに女性偏重かということも痛感します。

セルフケアも”pay it forward”できちゃいます

予算1万円で。みなさんは誰に、どう使い道を考えるでしょうか。

当時はちょうど年末年始で、ご各位へのギフトもラッシュでした。そこで自分に5,000円、父に5,000円のケア以外にも、別の使い道があったと思います。

これこそがpay it forward的でもありますが、5,000円から1万円単位で買おうとしていた誰かへの年末年始の贈り物にもできるという訳。

その間さまざまな使い道のチャンスはありましたが、それはそれで、自分のお財布から。父の紙幣からの4,500円は、自分のためのご褒美の中でも「セルフケア」へ。

紙幣でもらうという、こどもの頃のお年玉のように、アナログなお金のもらい方をした時、大人になった私たちには、アイデアが試されていると感じました。

自己奉仕も、他己貢献も、デジタルpayも、現金での買い物もアイデアはあなた次第。

もちろん、いつも頑張っているみなさん(自分)も贈り先にして、ご褒美を。

Anna Koshizuka

1月24日「ケアギフトの本」、出しました。

Text / Anna Koshizuka(ゆる社会活動家/ケアライター

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【関連本】『ケアギフト

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