週末、Jリーグ観戦をしてきました。カマタマーレ讃岐 vs FC琉球の試合。カマタマーレ讃岐は香川県を本拠地とするチームで、試合を見に行った理由は、所属する藤井葉大選手のプレーを生で見たかったから。
カマタマーレ讃岐vs FC琉球⚽️ pic.twitter.com/bE26W3SJrM
— 池田園子🟤 (@sonokoikeda) March 15, 2025
藤井選手は飯塚高校サッカー部出身のJリーガーで、今シーズンからJ1に昇格したファジアーノ岡山から育成枠で期限付き移籍しています。飯塚高校及びサッカー部は私のクライアントであり、ご縁のある組織だからこそ、藤井選手のことは応援しています。昨シーズンはファジアーノの観戦にも一度行きました。
岡山の実家に前泊し、翌日車で香川に渡ります。その日はたまたま弟が休みで、父も予定を調整してくれたため、弟の車でスタジアムへ。高速を利用すれば1時間ほどで到着します。運転したい気持ちもあり、高速の一部区間を1年2ヶ月ぶりに運転するなど、緊張感のある時間を過ごしたりも……というより、私の運転で弟と父を緊張させたかもしれません(笑)。
香川に行くからにはランチに讃岐うどんを!という欲望も叶えました。満たされたところで、試合会場のPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)へ。公共交通機関で移動した場合、アクセスはやや不便な立地ですが、車で移動すればまったく気になりません。
今回はメインスタンドの自由席を購入し、ピッチに近い位置で観戦することができました。選手たちの動きを間近で見られる臨場感。
普段は配信サービス「Lemino」を利用してJ3の試合を観戦しています。LeminoはJ3の試合を無料でリアルタイム放送をしてくれます。さらに見逃し放送もついています。昨シーズンはJ1、J2の試合を見たくてDAZNを契約していましたが、今はJ3を中心に見たい時期のため一旦解約。家ではお金をかけずに楽しんでいます。
配信であれば解説付きで試合を観られるので、サッカーへの理解が深まり、ありがたい視聴環境です。でも、現地で観戦する楽しさは、それとは種類が違うんですよね。
まず、スタジアムに行くと結構な距離を歩き回ることになります。サッカー場の広さを毎回実感し、選手たちがこれほどの距離を走っているのか、と感心せずにはいられません。一般的に選手ひとりにつき、平均すると1試合で10km分ほどの走行距離があると読んだことがあります。
また、試合中のピッチ上の動きだけでなく、控え選手の出入りやアップの様子、監督をはじめとする指導者のコーチングなど、テレビでは映りづらい部分まで、自分の視点で自由に観察できるのが大きな魅力です。
以前プロレスや相撲の現地観戦にハマっていたときに感じたことと通じます。テレビでは重要なシーンをアップで映してくれますが、現地では自分がどこに注目するかを選べる、ということが。
今回は藤井選手、同じポジションのDF左合修土選手(走り続けてかなりハードワークしながら守っていた選手で目立った)、ボールの位置を中心に見ていましたが、自分の座る席より先がすべて舞台であり、そこにいる人々全員が「演者」であるように感じられるのです。
この感覚はスタジアムでしか味わえないものなので、月一度くらいはリアル観戦したいところ。藤井選手の試合はもちろん、関西圏で開催される飯塚高校出身選手のアウェイ試合にも、行けるタイミングには足を運びたいです。
近々、大阪から京都へ引っ越す予定があるため、その前に今住んでいるエリアからアクセスしやすい大阪や奈良のクラブチームのホームゲームも観に行き、現地観戦を楽しむつもり。にわかサッカー好きに見えますが、いろいろな楽しみ方があっていいと思っています。
観戦の楽しみのひとつに「スタジアム+近隣グルメ」があります。食いしん坊な私にとって欠かせない要素です。昨日はうどん店でけっこう満たされたので、スタジアムグルメはあまり多く味わえませんでしたが。試合観戦前に最寄り駅や道中にあるお店でランチを楽しむことも、観戦に行くついでのエンタメ体験だと捉えています。
スポーツをリアルで観戦するのは特別な時間。これからも「わざわざ行く」ことに価値を見出し、自分なりの楽しみ方を模索していきたいです。
Text / 池田園子
【関連本】『Jリーグ選手名鑑2025』
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