引っ越ししやすい部屋づくり

「引っ越ししやすい状態でありたい」と考えています。というのも、18歳で独り立ちをしてから20年、11回目となる引っ越しを控えていて、その準備を進めている最中だから。

今回意識しているのは、運びやすさ+そのまま部屋で使える収納の両立です。新たに用意したのは、白い段ボール製の収納ボックス。A4サイズの書類が収まる大きさで、シンプルな見た目が部屋に置いても馴染むデザインになっています。

これまでは、クローゼットの空きスペースや作り付けの棚に本や書類のほか、細々とした物を置いていました。今後は、最初からこの箱にそれらをまとめて入れておくことで、引っ越しの際には箱ごと持ち出すだけで済みます。新たな段ボールを用意する手間もなく、部屋にも統一感が出ます。

私が手配したのは、1セット5個で購入すると1個おまけが付く、合計6個の蓋付きタイプ。想像以上に収納力があり、紙製ながら安定感がありました。キッチンでの使用は湿気の関係で避けますが、布類や日用品、本、書類などには適しています。

収納

引っ越しが多い(一体いつ落ち着くのだろうか?)私のようなタイプの人間には、こうした「運ぶときも使えて、置いても使える」収納アイテムが便利。

この方法は友人も実践していました。友人は近所で手に入れた、感想物が入っていたきれいな段ボール箱を再利用しているといいます。オフシーズンの服類を収納しておいて、引っ越しの際にそのまま持ち出すのだそう。

今後も「できるだけラクに動ける状態」を目指して、ささやかな工夫を重ねていきたいです。

Text / 池田園子

【関連本】『無印良品 絶対散らからない家になる収納術

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