あまり縁のないエスニック料理はランチビュッフェで少し贅沢に

先日タイ料理を無性に食べたくなり、ひとりでタイ料理のビュッフェに行ってきました。

少し前、女性の友人と一緒に、インド・タイ料理が美味しいと評判のお店(ディップガーデンテラス Kitte大阪店)に行ったとき、「エスニック料理って(男性の)パートナーとは行かないよね」という話になりました。

※エスニック料理は、正確には「特定の民族や地域の伝統的な料理」を指すようですが、日本では東南アジア・南アジア・中東・西アジアの料理を総称することが多く、ここでもそれに即した話で進めます。

私の場合。彼と連れ立って行くエスニックといえばインド料理くらい。ほかは以前提案したとき「食べたことないなあ」とあまり関心を示さなかったこと、基本的に和食を好むことから、以後は誘わないことにしました。

思い返せば、エスニックに行くのは女性との食事がほとんど。女性に提案すると大体「いいね、行こう!」と楽しげな反応が返ってきます。彼以外でも、タイ料理やベトナム料理、スリランカ料理などを一緒に食べに行った男性は、過去にひとりふたりいたかどうか。

そんなわけで、誘いやすい人No.1であるパートナーと行けないこと、友人たちと直近の予定を合わせるのもそう簡単ではないことから、「食べたい!」と思い立ったときは単独行動が最速かつ合理的なわけです。

今回訪れたのは、大阪駅近くのハービスPLAZA ENTに入っている「チェディルアン」。初めてハービス ENTのグルメフロアを歩いてみたら、そのゴージャスさに驚きました。ここはおしゃれして来たい場所だな……私足元スニーカーだし……と一瞬たじろいだほど。

それにしても、なぜあえてビュッフェを選んだのかというと、日頃エスニックになかなか行けないからこそ、いろいろな料理を少しずつ味わいたかったからです。

タイ料理の一般的なランチに行くと、メインを1種類しか食べられません。ビュッフェならたくさんの種類を少しずつ試せて、もう一巡行きたいモノがあれば、それも叶うわけで。

チェディルアンへの感想は「素晴らしい! また来たい!」の一言。料理の種類は実に豊富で、ご飯も3種類、麺料理は1種類、カレーは3〜4種類、デザートは4〜5種類などと、どれも魅力的でした。

このあと、カレー2種類とデザート4種類も食べました(食欲)

平日の昼間で1,700円ほど。90分制ではありますが、私はひとりだったこともあり、30分ほど滞在して十分満たされました。

この日はもうひとつ目的が。進めていたプロジェクトが無事に完成し、自分への労いとして「ひとり祝い」を兼ねていました。

誰かと一緒に行く機会があまりないお店でも、こうしてひとりでランチビュッフェを楽しむことで、満たされる時間を持つことができます。

ランチビュッフェなら2,000円前後で、ささやかな贅沢を味わえるのがいいです。これからもエスニック欲が高まったとき、誰かと予定が合わないときは、ひとりでエスニックビュッフェへ行くつもりです。

ここまで読んで「自分はエスニック料理大好き! 行きたい! 仲間を探している」という方がいたら、ぜひ一緒に行きましょう! 私もエスニック行ける仲間を募集中です。

Text / 池田園子

【関連本】『バンコク空想移住

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