いろいろなモノの「要・不要」を見直し、減らしている最中です。きっかけは引っ越しを機に、“今度こそ本当に”身軽になりたい、少ないモノで生きたいとの思いが強くなったからです。
理想は「日々使うモノしか持たない」こと。中にはどうしても数ヶ月に一度の出番のモノもあるでしょうが、「これ、ここにしまってたのか!(=1年以上稼働してない)」とならない状態でありたいです。
先日、衣類の整理をしていて気づきがありました。整い始めたクローゼットを眺めていると、残した服にはある共通点があったんです。ひとつ目は「色味」でした。
ブラック、ネイビー、ホワイト、カーキなどのベーシックカラーを除き、私の気分が上がる服はブルーが多かったんです。次点は今ある服だとピンク。差し色は爽やかな色とやさしげな色というように、軸が定まってきました。
ふたつ目は「パンツにはポケット必須」ということ。黒いパンツを10本以上持っていましたが、ポケットのないパンツはスマホや小物を入れられない、というストレスがありました。
そこで、ポケットのないパンツは欲しいと言ってくれた友人にすべて譲ることに。どんなにシルエットが気に入ったパンツでも、機能面に不満があると穿く機会は少なくなり、それこそ稼働が減ってもったいない。
服を減らしながら「本当に必要なモノは多くない」「すでにたくさん持っている」とつくづく実感しました。最近はよそ行きの服は50〜60着ありましたが、それらが30〜35着程度になってきています。
モノを減らす、削ぎ落としていくという行為は、好みや価値観と向き合うための手段のひとつ。この先、やむを得ず新たにモノを買うときは、これまで以上に吟味していくつもりです。
Text / 池田園子
【関連本】『貯まらない生活はもうやめよう』
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