豊中に感じる7つの魅力

1年3ヶ月ほど、大阪府豊中市に住んでいます。先日、新大阪駅近くで用事があり、普段と異なるルートで向かったところ、20分程度で到着できたことに驚きました。交通の便の良さを中心に、豊中というエリアの魅力についてご紹介します。

1. 新幹線駅(新大阪駅)へのアクセスの良さ

新幹線に乗るときや新大阪で予定があるときは、阪急線で梅田駅まで出て、そこから大阪駅まで歩いてJRで新大阪駅に向かうのが恒例でした。今回は何がきっかけだったか忘れましたが、いつもとは違うルートを選択。

阪急線で十三駅→同じホームで乗り換えて南方駅へ。そこから御堂筋線で西中島南方駅から新大阪駅へ向かったところ、乗車時間は14分、移動時間自体は23分と、JRを使うルートだとそれぞれ18分、30分なので、時間を大幅に短縮できました。乗車位置も良かったのか、改札にも近く、驚くほど快適な移動でした。

2. 空港へのアクセスの良さ

私が住んでいる場所(曽根という豊中市のど真ん中より少し下あたり)から伊丹空港までは、タクシーを使えば10分もかかりません。電車を使っても20分程度で到着するため、新幹線と飛行機の両方にアクセスしやすい点は大きな魅力です。

1+2について補足
前に住んでいた福岡市では、博多駅まで2.5kmほど、空港までタクシーで15分ほどの場所にマンションを借りていました。新幹線や空港への近さという点で、今と近い状況で満足していました。

3. 都会へのアクセスの良さ

最寄り駅から阪急梅田駅までは、電車で15分もかかりません。梅田駅は大都会で大体何でも揃います。さらに、梅田から地下鉄などに乗り換えれば、心斎橋やなんば方面にも30分ほどで行けます。万博開催地の夢洲までも1時間少々。神戸や京都方面に行くなら、十三駅(阪急)で乗り換えれば、1時間くらいで出られます。都会にもすぐにアクセスできる利便性の高さがあります。

4. 阪急電車の安定感

阪急線はJRに比べて安定的な運行をしている印象。1年3ヶ月豊中に住んでいて、事故などで大幅に遅延したことは一度もありませんでした。

5. 人混みのストレスがない

豊中市の人口は約40万人(ご参考までに、直前まで住んでいた福岡市は約165万人。その前に住んでいた東京都豊島区は約29万人)。道を歩いていて「人、人、人」という感じはまったくなく、人混みのストレスはありません。福岡も東京も都心部に行かない限り、人が多いなあ、しんどいなあと感じることはなかったですが。

6. 個人店とチェーン店のバランスが良い

飲食店についていうと、個人店が多く存在し、地域ならではの魅力を感じられます。一方で、生活に必要なチェーン店も適度に揃い、とても暮らしやすい町だと思います。

7. 自然との距離が近い

豊中には巨大な服部緑地があります。サッカー場や野球場、プールなど多様なスポーツ施設があるほか、とにかく広い公園が広がっています。ワンちゃんの散歩をしている方やピクニックをしている方、BBQを楽しむ方などもたくさん。都市生活をしていると遠ざかりがちな自然に近いのはうれしいです。私も自転車での移動時には緑地内を通って、視覚と嗅覚で緑を楽しんでいました。

3日後、京都に引っ越しますが、また大阪に住む機会があるなら、迷わず阪急沿線の豊中市を選びます。今回住んだ曽根・その隣の岡町がいいなあと思います。落ち着いていて、文字通り「のんびり、ゆったり」とした空気感が◎。

大阪に住むことになったけれど、どこに住もうか? となった方は、暮らしやすさと利便性を兼ね備えた豊中市を候補のひとつに入れてみてください。わずか1年3ヶ月ですが、それだけ住めばけっこうお伝えできることもあります。知りたいことがあれば、お気軽に質問してください。

Text / 池田園子

【関連本】『まるごとぜんぶ北摂の本

毎日をもっと楽しむヒントをお届けします。
「SAVOR LIFE」では、生活をより豊かにするためのアイデアや情報を発信しています。会員様限定のお知らせや限定コンテンツをニュースレターでお届けします。ご登録ください!