「ふたりと1匹」の引っ越しに挑戦して。

4月末日、豊中市から京都市へ引っ越しました。今回の引っ越しはTAROと猫と私、ふたりと1匹での移動でした。

引っ越しにあたっては、事前に役割分担を決めて、やるべきことを手分けして進めました。同じマンションにそれぞれ部屋を借りて住んでいたため、私はマンションに残り、2部屋分の搬出確認や退去立ち会い、ガスの閉栓作業などを担当。

一方、TAROは搬出と同時に猫を連れて一足先に京都へ向かい、新居で搬入対応やガスの開栓作業、さらに猫の生活環境を整える準備などを担当してくれました。

ペットキャリーバッグ

▲使用したペットキャリー。この中に猫を入れて

今回、私たちにとって初めての「猫と一緒の引っ越し」でした。約1時間半の移動は人間にとっても短いとはいえません。普段家の中にいる猫にとっては慣れない、高いストレスを感じ続ける時間です。

猫とTAROどちらにとっても大変な移動ということもあり、不安もありましたが、事前に持ち物リストをつくったり、できるだけ早い移動経路を計画したりと備えたことで、無事に乗り越えることができました。

(猫の移動は電車・新幹線ともに「手回り品」切符を買えばOKということも、今回学ぶことができました。タクシーもOKだそうで、新大阪駅までは電車、新大阪から京都までは新幹線、京都から新居まではタクシーと、可能な限り短時間で到着するようにしました)

このように、仕事に限らず私生活においても、初めての出来事に共同して臨む際には、各自のタスクを洗い出し、適切に分担するとうまくいくものだなあと感じました。家族という小さな単位であっても、チームとして協力し合うことにより、なるべくスムーズに物事を進めることができます。ささやかな成功体験を積み重ねることで、チームワークがさらに深まるのだと思います。

猫自身がどう感じているかは分かりませんが、私たち人間の側から見ると、今回の引っ越しを通じて猫との連携も強まったように(勝手な解釈ながら)感じています。そして、ふたりと1匹で初めての経験を乗り越えたことで、私たちの間に新たな信頼感が生まれたような気がしなくもありません。

今回住み始めたのは一軒家です。20年前に実家を出てからは、アパートかマンションなどの集合住宅暮らしでしたが、20年ぶりの一軒家はとても新鮮。そこでの経験や気づきも今後綴っていきます。

Text / 池田園子

【関連本】『ふたりで始めた 貯まる暮らし

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