ChatGPTにファイルを作成してもらったときの注意点をメモ

AIを使って壁打ちやアイデア整理をしている方だと、「Word形式でまとめてください」や「PDFで出力してください」と依頼をした経験が一度はあるのでは。

私自身、仕事におけるAIパートナーといえば、ChatGPT(有料版)です。日頃からChatGPTに仕事の一部を依頼していて、先日もあるデータをWord形式にまとめてもらいました。ところが——。

約1日あけてダウンロードしようとしたら、リンク切れ。

外出先でスマホから目視して「内容OK!」と確認し、帰宅後PCでDLするつもりだったファイルにアクセスしようとしたところ、「リンクが有効ではありません」との表示が。ダウンロードの有効期限が切れていたのです。

ブラウザを再読み込みしたり、使用するブラウザを変えたりして、いろいろ足掻いてみたものの、ダメでした。

ガーン……状態。ChatGPTの画面上での履歴はいつでも見返せるので、ファイルも同じようにいつでもDLできると思い込んでいたのです。

DL可能なタイミングは限られているのか? 調べてみたところ、ChatGPTが提供するWordやPDFなどのファイルは「一時的なリンク」として生成され、一定時間が経過するとダウンロードできなくなる仕様であることが分かりました。

有効期限の具体的な時間は公表されていませんが、数時間程度でリンクが無効になるケースが一般的なようです。「後でまとめて保存しよう」が通用しない可能性も。

もちろん、ChatGPTにもう一度同じようにつくってもらえばよいのですが、元のやりとりが長かったり、構成や表現の微調整が入っていたりすると、再現するには手間がかかりますし、内容が変わってしまう恐れもあります。

この経験を通して学んだのは、ファイルを作成してもらったら、その場ですぐにダウンロードしておくことの大切さです。「即DL」するだけで二度手間を予防できます。

Text / 池田園子

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