しばらくの間、ちびまる子ちゃんみたいな髪型をしていましたが、久しぶりにこれぞショートヘア! という感じのショートにしました。後ろは6ミリで刈り上げて、すっきり、さっぱり。鏡を見ると「こけし、がいる」と思います。
なぜ短くしたのかというと、いろいろなモノを手放して身軽になっていくなかで、自分がどんどん研ぎ澄まされてきている感覚をおぼえて、「髪の長さ、いらない」と感じ始めたから。
今の自分には、この長さはちょっと違うし、この髪型は重たい。そんな気持ちが生まれ、久々に短くしてみました。
ショートヘアのメリットは、何といっても髪を洗うのも乾かすのもラクなことです。基本的にショートスタイルを好んでいて、4〜5年前も同じくらいの長さにしていたことがありました。久しぶりに「やっぱりラク」という感想を持ちました。
髪型を変えたい欲が湧き上がったときに気づいたのは、「“そのとき”の自分にしっくりくるスタイルは変化していく」ことです。モノを手放して身軽になりたい気持ちと同様、髪型も「軽くなあれ」という願望が反映されているのかもしれません。
少ないモノで生きていきたい、少ない髪の毛で生きていきたい……いや、髪は多いほうがいい(笑)。でも、短い髪、そのぶん軽さを感じるヘアスタイルで過ごすと、よりかろやかに歩けるような気がしています(感覚の話)。
改めて、ショートヘアの良いところは、ヘアケアの時間が少なくて済むことです。また、髪が短いとそれを個性と捉えられ、覚えてもらいやすいなと感じます。女性は髪が長い人のほうが多いので、短髪だと印象に残りやすい可能性がありそう。あえて染めていない黒髪・短髪という飾り気のない感じも、逆に珍しいのかもしれません。
久々に髪を大胆に切って、気分もリフレッシュした話でした。
Text / 池田園子
【関連本】『ゆるふわショート&ボブ VOL.28』
「SAVOR LIFE」では、生活をより豊かにするためのアイデアや情報を発信しています。会員様限定のお知らせや限定コンテンツをニュースレターでお届けします。ご登録ください!