
最近、読書メモの取り方を変えました。これまでは、心に残った言葉を抜き書きするだけで終わっていました。「では、その学びを踏まえて、自分はどう行動するか?」は頭の中だけで考えて、気まぐれに実行していたんです。そんなときに、何かの本か動画で見たメモの取り方を参考に、方法を変えることに。
具体的には、ノートの1ページを縦半分に分けて使っています。左には印象に残った本の内容をページ数とともにメモして、右には「今の自分はその学びを生かしてどう行動するか」を問いかけて書き出します。
たとえば、最近『なぜ時間を生かせないのか』(田坂広志)を読んだときは、「顧客に接するとき=全瞬間が真剣勝負の場」とメモした右には「すべてのやりとりで気を抜かない。発言の裏を汲み取る努力」と書きました。
心が動いた瞬間に「なぜ気になったのか」「自分にどう関係しているのか」を考えると、その言葉が今の自分に必要な理由が見えてきます。自分は常に気を張っているわけではなく、ゆるんでいて情けない……と感じることがあったんですよね。
メモは記録であり、自分との対話にもなります。ポンコツの塊すぎる自分ですが、少しずつでも成長していきたいです。
Text / 池田園子
【関連本】『なぜ時間を生かせないのか』
毎日をもっと楽しむヒントをお届けします。
「SAVOR LIFE」では、生活をより豊かにするためのアイデアや情報を発信しています。会員様限定のお知らせや限定コンテンツをニュースレターでお届けします。ご登録ください!
「SAVOR LIFE」では、生活をより豊かにするためのアイデアや情報を発信しています。会員様限定のお知らせや限定コンテンツをニュースレターでお届けします。ご登録ください!


