最近は家でひとり食事をするとき、小説を読むのが習慣になりました。行儀が悪いと思われるかもしれませんが……。
これまではテーブルの上に本を置き、汚さないように注意しながらページをめくっていました。でも最近、もっと快適な方法を発見。ノートPCスタンドを読書台として使うように。そうすると自然と姿勢が良くなり、視線も下がらず、目と本の距離もちょうどいい。ずいぶん読みやすくなりました。

本来はPC専用と思っていた台が、思いがけず読書にもぴったり。ひとつの道具を別の用途で生かせると、物を使い込んでいるようでうれしくなります。
最近は小説も含めて読みたい本が山のようにあり、以前のように外でランチをする機会が減りました。以前は気になる近所の店を気まぐれに開拓するのが楽しみでしたが、今は家でひとり分の食事をつくり、ランチ休憩の1時間を食と読書の時間に充てています。束の間、現実を離れて別の世界に浸るその時間が、気分転換になっていて。
夜も同じです。Taroの帰りが遅い日は、ひとりで食事をしながら小説を読む。そんな夜が週に何度かあっても、むしろ歓迎。それくらい今、本に夢中なんです。
Text / 池田園子
【今読んでいる小説】『決壊(上)』
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