お隣に住み始めた中欧の女性とお茶をするときは、あらかじめ「10時から11時まで話そう」というように、おしりを伝えています。
彼女はとても気ぃ遣いのよう(パートナーのTaroの観察によると)だから、終わりの時間を知らせることで、できる限り気疲れさせない作戦。私と仲良くしてくれるにしても、「ちょっと何言ってるか分からない」むちゃくちゃな英語を話す相手と会話するのは大変でしょう。というのは容易に想像できます。
それはさておき、このやり方で実感したのは集中力が増し、話がテンポよく進むこと。
終わりの見えない集まりで集中力が散漫になり、いつ終わるのかと気持ちがそわそわすることはありませんか。「この時間で終えよう」と伝え、その約束を守ることは、相手への思いやりになるような気がしました。

時間は命そのもの。相手を尊重したいなら、相手の時間も大切にする努力を。とはいえ、私自身はというと、主導権を握るMTGで5分延長してしまったり、議題に対する所要時間の見積りが甘く、予定超過したりと反省だらけです。
日々の暮らしの中で、よりよい時間の使い方を実践的に学び、理想の時間を生きられるようになりたいと思っています。
Text / 池田園子
【関連本】『話せる英文法』
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