国内外問わず英語圏の人とやりとりすると別れ際、「Have a good day」「Have a good weekend」などと声をかけられます。こうした一言を自然に添える文化は日本では一般的でないように感じます。少なくとも私は「またね」「じゃあね」で締めてます……。彼らにとっては口癖なのかもしれませんが、スマートな声かけだなあと感じます。

最近そのことを思い出させてくれたのは、隣に住む中欧の家族とのやりとりでした。彼らも対面・LINE問わずやりとりの最後に「Have a good day」と声かけしてくれることがあり、私も「そうだ、この挨拶!」と気が利かない人のように、慌てて返すのでした。
先ほど「口癖」と書きましたが、英語圏では「義務的な挨拶」「社交辞令」のように捉える人もいるよう。日本の「お疲れ様」に近いのかもしれません。
日本人相手でも、メールやメッセージで「よい日を」「よい週末を」と書くときはあります。それを言葉にして伝えて見るのも新鮮です。相手が「え、何? どうした?」とびっくりしたとしても気にしません(笑)。周囲の環境からよい影響を受けただけ、ということで。
「相手のよい時間を願う」のは悪い行為ではない。そう思うことにします。
Text / 池田園子
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