哲学的なお話を聞きたくなる人との出会い。

東欧に帰国中の隣人家族から「クリスマスカードを送りたいので、私たちの隣に住むご婦人の名前と番地を教えてもらえないか」と連絡が来ました。ご婦人と挨拶を交わしたことはあっても、お名前は知らず、番地も連番とは限りません。一体どうすれば……? 直接聞くしかない。

ということで、「こんにちは。隣の者です」とやさしげなトーンで挨拶(怪しいですね)。背景を説明すると情報を教えてくださいました。その後、会話が弾み、なんと家に招き入れていただく流れに。

室内には、夫婦で営んでこられた西陣織の帯などが飾られ、人生や家族、日々の生活のことなど、いろいろなお話を聞かせてくださいました。気づけば1時間ほど滞在していて、長居をお詫びして戻りました。

50年使ってきたという西陣織の糸巻をいただき、手袋置きに活用

普段話す相手は訪問に来る医療関係者くらいの様子。私より50歳年上で、祖母くらいの年齢です。もっとゆっくり哲学的なお話を聞いてみたい、という思いが湧いています。

これからは、機会をつくって私やTaroからも積極的に声をかけるつもりです。交流は見守りにもなり、ご婦人にとっても新鮮な時間になってくれたらいいなあと願いつつ。隣人のおかげで、思いがけず新たなご縁が生まれました。

Text / 池田園子

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