『人は話し方が9割2』は、ベストセラーの続編。「うまく話すテクニック」ではなく、会話の土台を見つめ直す一冊です。

印象的だったのは、「会話が苦手」な人は、能力の問題ではないという視点。話しにくい相手との経験が積み重なって苦手意識になっている。だから、まず安心できる相手との会話で「楽しい時間になった」という成功体験を増やすことが大切だと著者は言います。
特に響いたのが、中山秀征さんのエピソード。相手を受け入れるのが上手な人がよく使う言葉——それが「そうそう」です。
「そうそう」「そうだよね」「そうなんですよね」etc. 他にも変化系はあります。
短いけれど、話している側はとても安心する相づち。
人は話しながら自分の考えを整理します。そのとき聞き手の「そうそう」があると、言葉が前に進む。逆に反応が薄いと、言葉は途中で止まる。肯定系のリアクションは、相手の話を引き出す力を持っています。
*今日からできること
「そうそう」「そうだよね」「そっか」「そうなんだ」etc. 小さな肯定形の相づちが、会話の空気をやわらかくする。
Text / 池田園子
【関連本】『人は話し方が9割2』
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