夜ごはんは、早ければ早いほどいい

誰かと夜ごはんに行くなら、開始時間はできる限り早いほうがいいと思っている。

先日、会社のメンバーが仕事で京都に来る予定があり、その日に合わせて事前に食事に誘っていた。開始は17時、解散は18時半。役員と社員という関係で、友達や飲み友達というわけではないので、相手にとってもそのくらいの長さがちょうどいいだろう。もっとも、これは相手が気を使う関係だからこその短さで、友人との食事であれば、私はだいたい2時間ほどを基準にしている。

相手もせっかく京都に来ているのだから、そのあと別の予定を入れたり、どこかに立ち寄ったりできる。私も家に着いたのは19時前で、まだ夜は十分に残っていた。とてもいい時間の使い方だったと思う。

17時から夜ごはんというのは、世間的には少し早いのかもしれない。けれど私にとっては、早ければ早いほどいい。19時開始でも少し遅いと感じるし、それ以降に開始となる食事には、基本的に行かないことにしている。

開始が遅ければ、当然、帰宅する時間も遅くなる。飲酒を伴えば、2時間前後はかかるとして、20時に始めれば、家に着くころにはかなり遅い時間だ。寝る時間も後ろにずれるし、食べたり飲んだりした直後に眠ることにもなる。身体にいいわけがない。

以前、ある社長さんが「会食はいつも17時台から始める」と話していて、その考え方にとても共感した。早い時間に予定を入れておくと、それまでに必要な仕事を終わらせようという意識が働き、動きもよくなる気がしている。食事も早く終わり、帰宅後の時間にも余裕が生まれる。私にとっては、いいことしかない。

遅い時間の食事が苦手な理由は、もう一つある。昼食から夕食までの間が空きすぎると、お腹が空いてストレスがたまり、イライラしてしまう(笑)。空腹のまま19時や20時まで待つのは、私にとって心地よいことではない。その前に何か食べればいいけど、それはそれで一日の摂取カロリーを増やすことになり、気が進まない。

だから、夜ごはんを早い時間に設定するのは、ただ健康習慣を整えたい、というわけではない。空腹になると機嫌が悪くなることも、夜遅くまで外にいると生活のリズムが崩れることも含めて、自分自身の特性を理解したうえでの選択。

自分に合った暮らしを保つには、世間の標準に合わせることよりも、まず自分がどういう人間で、何を大事にしたいのかを知ることが大切なのだと感じる。

自分の生活リズムに合わない時間の誘いなら、無理に行かない。周囲に合わせるために、自分のリズムを崩す必要はない。そのほうが、自然でいい。

夜ごはんは、早ければ早いほどいい。17時に始め、19時に別れ、20時には家にいる。そのくらいの夜が、今の私にはちょうどいい。

Text / 池田園子

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