これから、日々の食卓を少しずつ紹介していこうと思います。
私は、食べることも、ごはんをつくることも好きです。あるものをどう組み合わせ、どんな味にするかを考える料理は、私にとって家事であると同時に、創作活動のようなもの。仕事とは違う頭を使う、創造的な遊びでもあります。
難しいものをつくらなくても、簡単な料理のスキルが少しあれば、食べたいものを自分で用意できる。その力は、暮らしをけっこう変えてくれると思っています。

新しい料理に挑戦するときや、少し凝ったものをつくるときは、レシピを見ながらじっくり時間をかけることもあります。でも、週の大半を占める普段のごはんは、準備を始めてから食卓に並べ、食べ始めるまで、おおむね30分。そんな日常の食卓を、この「30分で、いただきます。」では紹介していきます。
使うのは、前日の残りや、すでに炊いてあるごはんも。やることは「焼く」「切る」「和える」くらいです。
そんな気楽なわが家の食卓と、30分で作る段取りを紹介していきます。
品数が多く見えても、中身はシンプル

品数が多くて大変そうに見えるかもしれませんが、やったことは「焼く」「チンする」「切る」「和える」だけ。
① もっち餅
みりんと醤油を絡めて焼いただけ。上にのせたねぎとピーマンは、前日の鍋のときにTaroが刻んでくれていたものを活用。私はこんなに細かく刻めません(練習中)。
② 玄米
前に炊いて冷蔵しておいたものを、電子レンジで温めただけ。
③ トマト
切っただけ。
④ きゅうりと鶏むね肉の梅和え
きゅうりは塩もみ。酒につけておいた鶏むね肉を電子レンジで加熱し、梅ザーサイと一緒に和えただけ。
⑤ 鮭のカレー焼き
解凍した鮭に片栗粉とカレー粉をまぶして、フライパンで焼いただけ。
⑥ ほうれん草とにんじん
鮭を焼いている横に並べて、そのまま一緒に火を通した。にんじんには、最後にマヨネーズをかけて少し味変。
今日の段取り
まず、野菜を切り、必要な調味料を出しておくなど、ひと通りの下準備を済ませます。ほかのおかずも、あとは「和えるだけ」「電子レンジで温めるだけ」という状態にしておきました。
そこから、いちばん時間のかかる鮭を焼き始めます。鮭の横には、ほうれん草とにんじんを置いて一緒に加熱。その間に、準備しておいた食材を和えたり、玄米を温めたりして、ほかのおかずを仕上げていきます。
鮭が焼き上がるころには、すべての料理が完成。あとは器に盛って、食卓に並べたら「いただきます」です。
先に切るものをまとめて切り、焼いている時間を仕上げに使う。これが、30分で食卓を整える今日の段取りでした。
Text / 池田園子
【関連本】『おうちごはん 夏のレシピ 200』
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