Substackを始めました。使い方はAIに聞きながら

Substackを始めました。とはいえ、使い方はまだよく分かっていません。20代のころは、新しいWebサービスが登場すると、とりあえず触ってみて、自力でどんどん使い方をつかんでいけました。Twitter(現X)を始めた2010年ごろも、誰かに教えてもらった記憶はありません。

ところが、中年になったいま、新しいサービスの仕組みを一から理解するのはなかなか大変です。設定も操作も、その都度AIに聞きながら進めています。もはやAIがいなければ、Substackを始めるところまでたどり着けなかった気がします(笑)。

9月3日、最初の記事を一本公開しました。

何を書いていこうかと考えたとき、まず思い浮かんだのが、自分で運営しているWebメディア「SAVOR LIFE」でした。

SAVOR LIFEには、これまで興味を持った人やもの、こと、暮らしの風景を綴った記事が1,200本ほどたまっています。ゼロから何かを立ち上げなくても、手元にはもう素材があるじゃないか。そう気づいてからは、動き出すのが早くなりました。

そこで、SAVOR LIFEの一部の記事を英語に翻訳して、海外の人に読んでもらうことにしました。

日本で暮らす私たちには当たり前に見えることも、外から眺めれば一つの文化として新鮮に映るかもしれません。「日本には、こんな暮らしや人との関わり方があるのか」と、興味深く感じてくれた人とつながれたらいいなと思っています。

あわよくば、続けて読みたいと購読してくれる人が現れたらうれしい。より多くの人に届いてほしいので、当面は誰でも無料で読める形で出していきます。

舞台やテーマは、今暮らしている京都を選びました。京都の観光地やグルメについては、すでにたくさんの情報があり、そこで戦おうとは思わない。私が届けたいのは、そこから少し外れたところにある京都であり、いま住んでいるエリアだからこそ、我が身で体験できること。

そこで目をつけたのが、「路地」でした。京都市、なかでも私の住む上京区には、人と自転車しか通れないような狭い道や、家々の間を縫うように延びる入り組んだ路地がたくさんあります。そこには誰かの日常があり、生活の営みがあり、近隣に暮らす人同士の会話があります。観光地を巡るだけでは出会えない風景が、路地の中にはあります。

最初の記事「Help Yourself」では、京都の家の前でよく見かける「ご自由にどうぞ」について書きました。

京都の小さな路地には、顔の見える形で物が巡り、人と人とがゆるやかにつながる風景があります。この記事は『京都の「ご自由にどうぞ」から始まる循環』をもとに、英語で読める形にしました。

私はSNSがあまり得意ではありません。たくさんの人と頻繁に交流したり、次々と流れてくる情報を追い続けたりするのは、ちょっと疲れてしまうんです。X中毒だった時期もありますが、2025年4月に個人アカウントを削除しました。Facebookもここから半年以内には削除しようと考えています。自分が本当に興味を持てるテーマに絞って、じっくり見て書くほうが性に合っています。Substackは、そういう人間にちょうどよさそうです。

京都の路地から見える暮らしを、海の向こうにいる誰かへ。

始めたばかりで、勝手もわかっていません。それでも、慣れない画面と向き合い、それなりの時間を書けて、一本ずつ出していく。どんな人に届き、そこからどんなつながりが生まれるのか、新しい挑戦を楽しみます。

Text / 池田園子

【関連本】『1日5分「明日メモ」習慣』

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