考え方

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仕事とはこういうものだ、と言っていた頃

識学の安藤広大社長の本を読み返していて、自分の過去を少し反省することがありました。「あ、そうか」と思った一文があったからです。仕事の価値観は、人から教えられるものではない。自分で見つけるものだ。そんな文章だったと思います。確かに、自分の仕事...
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「やりました」では、仕事にならない。

「やりました」では、仕事にならない。そんなことを、本当の意味で理解するまでに、私は社会人になってからずいぶん時間がかかった。仕事とは何か、と考えることがある。いろいろな考え方があると思う。ただ、私自身は、仕事とは誰かとの関係の中で生まれるも...
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好かれようとして生きてない

『好かれる人がやっている〇〇』というタイトルの本をときどき見かける。好かれる人の習慣、好かれる人の話し方、好かれる人が自然とやっていること。ああいうタイトルは、たぶん多くの人が気になるのだと思う。でもあるとき、ふと気づいた。私は「人に好かれ...
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初めての挨拶に選んだ、定番のお菓子

先日、手土産には羊羹がいい、という話を書いた。これはひとつの選択として間違いないと思っている。羊羹は強い。外さない。格式もある。あらゆるシーンで頼りになる、手土産界の優等生のような存在。ただ、手土産にはもうひとつ、まったく違う方向の正解があ...
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柑橘の大トロと悪魔合体のあいだ

2月は、言葉の当たり月だった。これすごい! と一瞬で心を持っていかれる言葉にいくつも出会って、そのたびにノートを開いて書き留めていた。あとから見返してみると、内容というより「言葉そのもの」に心が動いているのがわかる。たとえば、「柑橘の大トロ...
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「こんなに違うの?」から始まった話

少し前に、「日本語って難しいよね」という話を、アメリカから来た人としていた。彼が日本語の「数え方」を勉強していたときで、「こんなに違うの?」と驚いていた。たしかに、卵は一個、ペットボトルは一本、家は一軒、車は一台、人は一人。ここまではまだい...
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うまくいっているときには、見えないこと

これまでの仕事のなかで、ふと思い出す出来事がある。言葉そのものというより、その奥にある前提のようなものが、すっと見えてしまった瞬間。きっと、悪気があったわけじゃない。ただ、その人にとっては、それが当たり前だったんだと思う。でも、その当たり前...
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50円の前で、立ち止まれた日

上七軒通に、ちょっと気になる場所がある。北野天満宮東門から、今出川通りへと抜けていく、京都の、あの花街の空気をまとった通り。観光地のにぎわいとは少し違う、時間の流れがゆるやかな、あの通り。その通りの、今出川通りに近いほうの端っこ。少しだけ空...
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「おかげさま」でできている

「あのとき、本当はこうしたかったのに」「でも、あの人がああだったから」そんな言葉を、ふと耳にすることがあります。直接、自分に向けられた言葉ではないのに、なぜか心に引っかかる。そして思うのです。——それって、ちょっとしんどい生き方だな、と。誰...
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ここにいていい、と思えること

家を出たあとでした。靴を履いて、ドアの前に立った、その一瞬。近所に住む、アメリカ出身の彼が、私とTaroに向かって言いました。「Micasaessucasa」ミ・カサ・エス・ス・カサ。直訳すると、「私の家は、あなたの家」。意訳すると、「いつ...