
「京都銭湯巡り」をスタートします。その第一歩として、北区紫野にある「金龍湯」へ行ってきました。本当は家から電車で1時間半以上かかる遠方の温泉施設「スプリングスひよし」へ向かう予定でしたが、休日にもかかわらず仕事が立て込み、計画を断念しました。
私はいわゆるカラスの行水で、温泉に行っても入浴時間は15分ほどです。それならば、広くて熱いお湯に浸かるという目的は、わざわざ遠くまで行かなくても、近場で十分に果たせるのではないかと思い至りました。

京都は銭湯が多く、自宅の周囲にも点在しています。これを機に、まずは身近な銭湯をひとつずつ巡ってみようと決めました。今回訪れた金龍湯は、昭和の趣を残す住宅街の銭湯で、レトロなモザイクタイルの壁がかわいらしい雰囲気です。深湯、浅湯、ジェットバス、薬湯、水風呂と浴槽の種類も豊富で、サウナもあります。日替わりの薬湯や広々とした浴槽は、自宅の風呂とはまったく異なる満足感を与えてくれました。

祝日の午後3時、開店と同時に訪れると、すでに年配の女性客が数名。短時間ながら私も心身がほぐれ、入浴料550円で得られるプチ贅沢に、幸せな気持ちになりました。コーヒー1杯のお値段でリフレッシュ。帰りには昔懐かしい瓶入りのみかんジュースを1本飲み、かろやかな気分で家路につきました。今の時期、夜行くと帰りに冷えそうなので、昼間に行くのがよさそうです。
これからも京都の銭湯を巡りながら、日常の中にささやかな癒しを見つけていきたいと思います。
Text / 池田園子
【関連本】『京都極楽銭湯案内』
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