パートナーシップ

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そばかすやシミと向き合う

「その子さんの白髪、かわいい。ピョンって出てる。ピョンちゃん」「そばかすがアニーみたいでかわいい」側頭部の髪の毛をかき上げると悲しくなるくらい増えた白髪に、肌に浮き上がってきたそばかすかシミかわからない模様の数々。パートナーは私の老いのサイ...
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『最後のひと』を読んで思うこと – 75歳と86歳の最後の恋愛

75歳と86歳の「最後の恋愛」。それを描いた作品『最後のひと』(松井久子)を読みました。若いときの私だったら「70代と80代の恋愛なんて……」と引いたかもしれません。人は未知のことや想像できないことに対しては、心を閉ざしたり嫌悪感を抱いたり...
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「別々に住みたい」と「一緒に住みたくない」の差

「パートナーと同じマンションの、同じフロアの、別の部屋に住む」と言うと、「理想的」と羨ましがられる一方で、「一緒に住まないの?」と驚かれることもあります。▼その話題を盛り込んだ記事はこちら▼確かにそこまで近距離であれば、一緒に住む方が効率面...
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2年愛した福岡を離れ、大阪で暮らす3つの理由

2年暮らした福岡。1月末をもって離れることになりました。私の中では「一時的な別れ」という認識ですけれど。2月から大阪府豊中市に住みます。といっても……寂しいです。この間、友達といえる人が何人もできたし、住んでいたのは月の3分の2とはいえ、大...
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「いい甘え」は人を幸せにする

最近、誰かに甘えましたか? 甘えてないな……という方は、この機会に甘える行為を再考してみてはいかがでしょうか。まず、「甘える」の定義です。「甘える=よくない、ダメなこと」と捉えていると、人に甘えられなくなります。私はいい甘えもあれば、悪い甘...
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日常のハグが温かい日々をつくる

私は日常のなんでもないときに、パートナーをよく抱きしめます。同じく、パートナーもなんでもないときに、私をよく抱きしめます。たとえば、こんなときです。鳥の巣のように爆発した髪の毛で、いかにも眠そうに朝食を食べている彼が面白くて、愛おしくて、後...
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距離感とはやさしさ

家族、恋人、友人、同僚……さまざまな関係性が社会にはあります。それぞれの立場に応じて適切な距離感というのがあります。親密な関係になればなるほど、その距離は近づいていく傾向にあります。僕の友人でモデルさんのようなイケオジ(イケてるおじさん)が...
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分からない、が当たり前。分かりたい、と思えばいい

「何かを分かっている」と思うのは過信のようなもので、とくに「特定の相手、親密な相手のことを分かっている」なんて、おこがましい発想なのかもしれない——。映画『アンダーカレント』を観た人には頷いてもらえるような気がします。たとえば、あなたのパー...
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「いちゃいちゃ」から「わちゃわちゃ」へ

「いちゃいちゃ」という言葉を見聞きすると、なんとなく恥ずかしくなるのは私だけでしょうか。あくまで私の偏った感覚でいうと、ちょっと古い感じ(昭和っぽい)がするのと、字面に照れをおぼえます。言葉は進化しています。時代によって廃れる言葉もあれば、...
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「人生最後の恋」は思い込みに過ぎない

「人生最後の恋」。この言葉を見て「なんで最後?」と違和感をおぼえました。この「人生最後の恋」を目にしたのは、Netflixでこの春配信された恋愛リアリティシリーズ『あいの里』です。参加者は35歳以上と年齢制限があり、30〜60代の男女が参加...