「京都100人カイギvol.14」に参加してきました。
「何のカイギ?」と思う方もいるかもしれません。私も、つい先月まではそうでした。
「100人カイギ」を知ったきっかけは、福岡に住む面白ニキ・きむ兄さんの投稿です。
彼が「この本のブックライティングを担当しました」と紹介していたのが、『100人カイギをはじめよう!――「ただ出会う」ことから最高の熱量が生まれるコミュニティのつくり方』という一冊でした。
100人カイギの仕組みは、とてもシンプルです。
毎回5人が登壇し、1人10分の持ち時間で自分のストーリーを語る。
それを20回続けると、登壇者は合計100人になる。
だから「100人カイギ」。そして100人に達したら、その100人カイギは解散します。
終わりが決まっている。
有限だからこそ、そこに集まる人たちの熱量が濃くなる。
本を読みながら、そんな構造の面白さを感じていました。
ちょうど1月中旬にきむ兄さんと会う機会があり、そこで100人カイギの話を詳しく聞いたんですよね。
そのとき、「京都100人カイギ」が近所で開催されると知り、翌日には予約を済ませていました。
そして実際に参加してみた結論は、「すごく良かった!」です。
会は約2時間。
グループでアイスブレイクのあと、登壇者5人×10分のトークを聴きます。
続いて、登壇者がグループを回って質問に答えてくれる時間が設けられ、その後は自由に話せる交流の時間もあります。
ここで印象的だったのは、「ただ出会う」ことの力でした。
キュレーター(運営)の方が、私が京都でご縁をいただいた社長さんとつながっていたり。
パートナー・Taroの事業と接点がありそうな方がいたり。
自分の生活に欠かせないコーヒーの焙煎をしているお店の方がいたり。
さらには、ミシマ社の社長さんが登壇されていたり。これまで何冊も読んできた出版社の方のお話を、こんな距離で聞けるのも面白かったです。

狙っていないのに、点と点がつながっていく。
まさに、本の中で語られていた「ただ出会う」から生まれる広がりを、体感している感覚でした。
以前、異業種交流会にも参加したことがあります。
でも、あの場とはぜんぜん違う。
ビジネスの匂いが前面に出ていない分、もっと自然に、肩の力を抜いて、人として関われる。
「地域」というゆるやかな土台の上で出会うからこそ、どこかリラックスした空気がある。
住んでいる場所や働いている場所が近い人と話すことも多くて、この街に知っている人が少しずつ増えていく、温かな感覚がありました。
そして同時に、こうも感じました。
このコミュニティを完走するのは、簡単ではないんだろうなと。
100人カイギは、ボランティアで運営されています。
仕事も生活もある中で、20回続ける。
そこには、「地域をどうしたいか」「どんなつながりを生みたいか」という明確な意思と、それをやり切る行動力、そして中心となるリーダーの存在が欠かせない。
本の中に書かれていた試行錯誤や背景が、参加者としてその場に身を置いてみることで、立体的に見えてきた感覚。
人と出会う方法はいくらでもある時代です。
けれど、「ただ出会う」ことにここまで意味がある場は、そう多くないのかもしれません。
次回は2ヶ月後に開催されるそうです。
行く!
近所の友人にもシェアしました。
もし少しでも気になった方は、「100人カイギ」公式サイトを見るか、『100人カイギをはじめよう!――「ただ出会う」ことから最高の熱量が生まれるコミュニティのつくり方』を手に取ってみてください。
そして、自分の住む・働くエリアで開催されていたら、一度足を運んでみてほしいです。
Text / 池田園子
【関連本】『100人カイギをはじめよう!』
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