パートナーのTaroと私。ふたりは別々の個体です。しかし先日、私の不用意な言葉で彼が傷つき、眠りにも影響する姿を見たとき、胸が締めつけられて自分もなかなか眠れませんでした。
境界線(バウンダリー)の概念からすると、線引きできていないといえるのかもしれません。それでも、あのとき生まれた感情は無視できず、最も大切な人であるはずの彼に不必要な悲しみを与えてはいけない、とも考えたのです。
では、どうするか? 答えは「彼に合った伝え方を選ぶ」。率直すぎると相手を傷つけることがあります。

あの夜、ひとりの部屋でノートに書き出すと、彼の前で言語化できていなかった本当の思いや別の言葉が出てきました。「これが私の本心だった。この言葉を選んで、最初ジョーク的に入れば、辛い思いをさせずに済んだ」と準備不足を悔やみました。何でも準備が9割、なのに。
私はパートナーと重たい話をするのが不得意です。だからこそ、事前に考えを文章化・構造化してから話す、図解で伝えるなどの工夫が必要です。
これまで何度も同じ過ちを繰り返してきました。いい加減に改めたい。相手を思いやる姿勢を日々の実験として積み重ねていきたいと考えています。
Text / 池田園子
【関連本】『伝え方――伝えたいことを、伝えてはいけない』
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