【効果的】怒る代わりにボケてみる

パートナーや家族の何気ない言動に、イラッとすることは誰にでもあると思います。私の場合、その一例はTaroの堂々たる大音量ゲップです。自然現象なので「するな」と言うつもりはなく、我慢すると身体にもよくありません。せめて音量だけは控えめにしてほしい。誇らしげにゲップをするから困ります。

そう思いながら、以前「おい、ゲップマン!」と嫌そうな顔で言ったこともありますが、返ってきたのは爆笑だけ。ただ、楽しそうでした。その後、5回くらい試してみても、改善の兆しはありませんでした。

そこで先日、別の方法をテストしてみました。Taroのゲップを真似してみたのです。とはいえ、狙ってゲップは出せないので、Taroのゲップ直後に「オーエ!」と大げさに再現すると、Taroは大笑いしました。

あなたのゲップ、私にはこんなふうに聞こえてるのよということを伝えると、「全然違う〜」と楽しげ。Taroの爆笑に釣られて、自分も笑ってしまい、最終的にはふたりでお腹を抱えて笑いました(自分の仕掛けたことがウケるとうれしい)。

その瞬間、注意するよりもずっと自然に、「自分はこんな音を響かせているんだ」と相手に伝わった気がしました。

「音を小さくして」など“お願い”系の言い方をするのは簡単です。でも、それで変わるならとっくに変わっているはず。相手に気づいてもらうには、正論よりも笑い。共同生活を心地よく続けるために、今年は「怒らない伝え方」を、実験しながら探していきたいと思います。

Text / 池田園子

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