日中も無駄なく「打ち水」をする工夫

先日「打ち水」について記録しました。夜、お風呂上がりに庭先に水を撒くという、昔ながらの涼の取り方をまとめた内容です。

文章を書きながら考えていました。「昼間や朝にも水を撒けたら、涼しさがもっと長く続くのに」と。そこから、どうすれば昼間にも水(二次利用水)を撒けるかを考えるように。

試してみたのは、お風呂の残り湯を桶や鍋、ボウルなどに汲み置きしておく方法です。朝まだ暑くない時間帯に、その水を自宅敷地内のコンクリートに撒いたり、室外機にかけたりしてみました。新しい水を使う罪悪感もなく、早朝から涼を得られて、なかなか良い方法だと感じました。

けれど、朝でほぼ使い尽くしてしまう水。そこで、昼間にも撒ける水(二次利用水)を得られないかと考え始めました。そして目をつけたのが、日々の料理で使う水です。

たとえば、ゆで卵をつくったあとの電気圧力鍋に残る水、ゆで卵を冷やす際に使った水、野菜や果物、グラスをゆすいだ水。量は多くありませんが、鍋やボウルに溜めておくようにしました。それがいっぱいになれば撒きにいきます。

冷麺を水で洗うときに出る水も使えることに気づきました。ぬめりが取れたあとの流水は使えます。その水はシンクに大きな鍋を設置して、そこに受けるようにしました。比較的きれいな水を溜めることができます。

こうして、日中でも撒ける水を台所の作業の中から集められるようになりました。溜まったらその都度、外に撒きに行っています。

やはり、新しい水をわざわざ使ってしまうのはもったいない。私の場合は、二次利用水が手に入る環境なのだから。そして、限りある資源のことを考えると、できるだけ再利用したいと思うから。だからこそ「使える水はもう一度使う」意識で有効活用しています。

先日、TAROと話していて「水甕を買うのもいいかもしれない」という話が出ました。でも、私は「大物(大きいもの、重たいもの)を安易に買うのは避けたい。引っ越しが大変だから」と考えているため、家にあるもので何とかしたいと考えています。

どうしても必要な場合でも、誰かが不要になったものを譲ってもらうなどの方法を取りたいところ。今のところは桶+鍋+ボウルでなんとかなっています。

暮らしのなかで小さな工夫を重ねながら、自分にとっての最適解を見つけていくことに楽しみを見出す日々です。

Text / 池田園子

【関連本】『暮らしのアイデアスイッチ

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