「片口イワシ」さんの活躍。

片口イワシは懐の深い食材です。

出汁用ではなく、食材用として買った片口イワシの表示を見ると、20g量でたんぱく質13g、脂質1.2g、糖質0g。

ここまで高たんぱく・低脂質で、理想の栄養バランスだったとはと驚きました。

野菜と一緒に炒めたり、味噌汁に入れたり、玄米と野菜と合わせてチャーハン具材にしたりと、幅広く活用できます。

食塩が使われているので、一度に多く食べない方がいいですが、20g食べてほかは納豆や卵などを追加すれば、1食あたりのたんぱく質量は20g程度と理想的な量になります。

ちょい使いはもちろん、メインになる肉や魚の在庫がないときに重宝します。

それにしても、なぜ「片口」という名前なのか。

今まで気に留めていませんでしたが調べてみると、片口イワシは下アゴが小さく、上アゴが前に突き出た見た目をしています。

上アゴだけが目立って、下の口がないように見える(片方の口だけに見える)ため、片口イワシという名前になったのだとか。

あれっ、これ、雑学といえそうですね。福岡にいる雑学大好き友人に共有したくなりました。

Text / Sonoko Ikeda